戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

カブトムシの会 2026

今年も 4/29 は カブトムシの会 でした

天候は 暑くもなく 涼しくもなく

雨も降らず で 午前午後 2回とも 時間内で終わるという

順調ぶりでした

参加者に皆様ご苦労様でした

成果はというと 

午前の部は 各自お持ち帰りが 203匹

 博物館のこしが 503匹

午後の部は 各自お持ち帰りが 148匹 

 博物館のこしが 379匹 でした

トータルすると今年は1233匹

 

今年は 持ち帰りの数が 多かったので 少し心配です 

大丈夫かな~ たくさん持って帰った人たち・・・

 

 

ちなみに 過去の幼虫の数の推移は

 25年は 385匹 と極端に少なかったけど

 24年は 1074匹

 23年は 1322匹

 22年は 1062匹

と 1000オーバーは当たり前の状態

今年は 例年並みかな?

 

あとは地元の保育園用と取材用に残した堆肥のみです

(つまり まだ幼虫は 増える予定・・・)

 

今日掘り出した幼虫は

ざっくりとは 行先が決まっていますが

すべて受け取ってくれる数(残り約800+別産地200><)でもないので 

ほしい人は 博物館までご連絡ください

 

責任もって飼育してくれると

約束できるなら お分けできますので

 

お分けといえば 里親

そう 里親といえば

もちろん ウーパールーパー も 里親継続しています

 

そして

来月には 来年用の幼虫の苗床となる

堆肥を積むイベントも募集しています

 

5/31()
カブトムシの幼虫探しと堆肥積み 

 

まだ 定員に達してませんよ

いかがですか?

 

 

柴犬館長 特別視察… 種池古池編 その1

🐶「いつも秘書ばっかり遊びにいきおって(怒)…」という圧に負け、

 

4月24日(金)、戸隠の隣接地 信濃町にある種池・古池を特別視察

 

しかし、江戸時代はここは戸隠顕光寺の支配する土地でした…

 

明治時代、町村の境界確定の際に柏原村になってしまった土地…

 

種池は古くから九頭龍様が住む池として、信仰の対象となっています。

 

種池の水を汲み、水不足で困った土地にそそぐと、九頭龍様がそこに来て、

 

雨を降らせてくれるというもの…

 

今でも戸隠神社では種池祭りを6月に行っています。

 

 

🐶「そこに行きたい… 行かねばならぬ、行かねばならぬのじゃ…」

 

天保水滸伝に登場する平手造酒みたいなセリフを吐いております、柴犬館長…

 

その勢いで、天気もよいので出発

 

中社では、ヤマザクラが満開…

 

 

気合十分で、駐車場から登ります…

 

 

軽やかな足取りで、黒姫火山の溶岩流の末端の急な山道を登ります…

 


神秘の池、種池へ… 川の流れ込みも流れ出しもありません…

 

🐶「それなのに水がある… 九頭竜様のおわす池なのじゃな…」

 

水不足の際には、雨乞いのために訪れる人たちもいます…

 

戸隠スキー場の「雪乞い祭り」もこの池の水をまきます…

 

 

そして、その奥にある古池へ… その背後には黒姫山がどっしりと構えています。

 

こちらは発電用のため池となっています… 鳥居川発電所を支える水です…

 

ぐるりと一周できるようになっております…

 

木道もなんのその… 柴犬館長の後ろを見ると、大きな倒木がありますが、

 

こちらも難なく超えました…

 

🐶「よきところじゃ、久しぶりに野生の血が…」

 

あまり、元気になられると、秘書としては困りますがね、ほどほどに…

 

 

隣接する湿地では、ミズバショウが咲き始めています…

 

四つ足が水に触れるのが苦手なので、柴犬館長は湿地には行きませんでした…

 

(よかった!よかった! 

  野生の血とやらで泥だらけになったら、車にはのれません✖ のせません〇)

 

その後、重大事件が発生 

 

🐶「また、話の途中で切るのか… もっとワシの野生の勇姿を公開せよ…」

 

今日もおあとがよろしいようで… その2に続く…

 




 

今日は自然観察教室

今日は今シーズン最初の自然観察教室です

 

好天に恵まれ、春の自然を感じました…

 

ヤマブキの花の盛りの中をあるきます…

 

 

地層にふれ、化石の産状を観察します…

 

戸隠が海だった証拠を想像します…

 

 

白いのが、みんなカキの化石です…

 

たくさん掘り出しては、昔はニワトリのエサにしました…

 

この地層を追いかけていくと、当時の海の広がりがわかります。

 

地層の傾きは、大地の変動量を物語ります…

 

 

春の裾花川  少し高いところに登って眺めます。

 

この谷は、水が大地を削ったもの… その水の最上流部は高妻山…

 

最下流部は長野盆地です… 

 

この水の流れは土砂を長野盆地へ運びます…

 

長野盆地の扇状地は裾花川の運んだ土砂でできています…

 

そんなことも現場で見ないと理解できません…

 

 

山の木々をみると、芽吹きの真っ最中で、それぞれに緑の色が異なります

 

春の訪れをそれぞれ楽しんでいるようです…

 

自然観察会では、春の自然を歴史的に見ることで、時間の流れを学びました…

 

閑話休題

 

今年の4月25日から始まった春のゴールデンウイークは、

明日4月27日(月)と、5月7日(木)が休館日です。

4月30日(木)は営業しています。

お間違えのないようにしてください。

 

5月3日(日)は柴犬館長の登校日になります。午後1時から…

 

4月24日(金)は、お休みをいただき、柴犬館長の特別視察 その2として

信濃町にある種池・古池に行ってきました。

 

すごい事件がありました… 次号を待て…

 

種池を望む 柴犬館長…

ダブルで年度スタート!

今日は当館で長年続く連続講座の

新年度の第1回目が行われました!

しかも、博物館わくわく入門と、植物観察会のダブルで、です!

行事をかぶせるのは珍しいのですが、

野外行事を行うのに季節的にいいタイミングを選び、

さらにわくわく入門は親子向け、植物観察会はほぼ大人、と

対象が重ならないだろう、と本日の開催となりました。

ちなみに、明日は自然観察教室も開催されます。

グリーンシーズンが始まったことを実感します^^

 

さて、ここでは植物観察会についてご報告です。

今日は新緑かおる昭和の森公園を散策しました。

初めてここへ来た、というかたも多く、

公園をぶらぶらする、と思ったかたには驚かれたかもしれません。

 

園内の自然散策路には沢があり、大きく深い谷になっています。

下見のときに、その谷を上下するコースはあまりに階段がきつい!

と断念し、今日は比較的緩やかなコースとしました^^;

 

こちらの大木はカツラです。

園内には自生のケヤキやクヌギ、コナラの大木が林立しています。

 

ウワミズザクラやアオダモの白い花が新緑によく映えていました。

 

足元にはネコノメソウの猫の目のような細い実・・・

 

サンショウの雄花

 

シダ(サカゲイノデ)の芽吹き

 

咲き残っていたシュンラン

 

シロヤマブキの清楚な白い花!

 

お天気が良かったこともあって、

春の里山歩きは何をみても楽しい・・・!

 

今日はじつは、この公園に週に1度は通って、鳥の調査をしているという

エキスパートのおじさまにもご参加いただきました。

おかげで、キビタキやサンショウクイも見ることができましたし、

園内の池や巨樹の由来などについても、解説をいただきました!

おかげさまで、私も勉強させていただきましたし、

充実した会になったのでは、と思っていますm(__)m

ありがとうございました!

今年度も引き続き、どうぞよろしくお願いいたしいます。

 

ここで、柴犬館長からの告知です…


🐶「戸隠でもシバザクラが満開じゃ、ワシも登校することにしたのじゃ…」

 

5月3日(日)午後1時より、柴犬館長が登校します。

 

ご機嫌がよければ…とのことです。

 

皆様も振るって、登校ください…

 

柴犬館長のファンミーティングです、よろしくお願いします

 

                  BY 柴犬館長秘書

金曜日は高校生たちと

昨日の雨は風も強かったので、

館のソメイヨシノの標本木も、花がほとんど散ってしまいました。

 

 

代わって咲きだしたのはツツジの仲間・・・

 

こちらはドウダンツツジ。

 

ハナミズキも咲き始めました。

例年の戸隠なら5月の花です。

 

ひょうたん池の水もぬるみ、

気が付けばミツガシワも咲いています。

 

本当に早い><!

旅行会社さんから電話で、

 5月の半ばに森林植物園ふきんで、カタクリの花は見られるでしょうか?

という問い合わせを頂きましたが、

 今後の気温の推移しだい・・・、

 何とか咲き残っているものもあるかも・・・、

としか、言いようがありませんでした^^;

どうなりますか・・・

 

さてさて、

今日は午後から地元の高校の授業の一環で、

荒倉山の林道を車で登りました。

毎週金曜日の午後に、戸隠の自然や地質の名所をめぐっています。

今日は戸隠の中心地を見下ろす、春の名物授業です。

 

じつは手前の木々の葉が開くと、見えなくなってしまうのです・・・^^;

(以前は高校の校舎も見えたのですが、数年前から厳しいです・・・)

戸隠出身の生徒もいたので、なかなか興味深かったようです。

 

こんな山の中で、昔から田畑をつくり、人が暮らしを営んできた、

そのヒミツを少しずつご紹介しています。

 

それに、外へ出れば思わぬ出会いも待っているもので・・・

 

途中で拾ったガの繭が気になって、

最後の最後で、棒でつつきながら、割っていました・・・

虫の苦手な生徒さんは遠巻きです^^

先生と慌てて帰っていきましたが、

下校のバスに間に合ったか、ちょっと心配です。

楽しんでくれたようで、よかったですが。。。

 

また来週もよろしくお願いします!

 

ちなみに、

今日は時間切れで行けませんでしたが、

数日前の下見の時に行った、戸隠山がよく見えるポイントです。

こちらは手前の木を切ってくれていました。

なかなかの絶景です^^

 

 

奴が来たぞ!

今日のお昼前から雨が降るという天気予報

 

戸隠支所周辺の桜も、この雨で散ってしまうという、柴犬館長の予測…

 

 

散り始めのソメイヨシノと記念撮影…

 

そして、奴が来ました…

 

柴犬館長のお気に入り…

 

舗装工事の切り札…

 

 

アスファルトフィニッシャーです…

 

新型で… 大物です… 

 

 

食い入るように見つめます…

 


🐶「うむ。至福の時間じゃ…」

 

🐶「舗装工事となれば、こ奴らが来ることはわかっていたが、

 

  実物は素晴らしい! しかも新型、使用する前じゃ、ラッキー (。・ω・。)ノ♡…」



🐶「コックピットも美しいぞ、無駄が一切ない… これは佳き哉…」

 

はたらく車💛の館長は大喜び…

 

重量11.8トンとはすごいです… どうやってここまできたのかな?

 

 

閑話休題

 

昨日のブログで紹介した、「僧が岩」探検で見つけたシカの角にも、遭遇…

 

どんな反応だったかといえば、

 

 

すぐに近づき、ニオイを確認…

 

 

🐶「うむっ、この春のもの… オスの匂いが強烈じゃ… 」

 

 

🐶「よく覚えておかなくちゃ… 我が家の近くにも出没するしな…」

 

こちらもお気に入りのようです…

 

かじっておもちゃにするかとおもえば、そうでもない様子…

 

日本古来の犬として、いろんなものに興味をしめす柴犬館長です…

 

そのお姿、勉強になります…

 

今日もおあとがよろしいようで…

 

今度は「僧が岩」探検隊

瑪瑙山の御座岩に続き、

今度は戸隠西岳のふもとにある「僧が岩」を探しにいきました

 

 

西岳のふもとなのですが、西岳が書いてありません…

 

🐶「そのなぞの答えは、なんじゃ…」

 

柴犬館長にも内緒…

 

🐶「なに… 秘書のくせに、館長に隠し事か… ガウガウ!」

 

その答えは、当館発行の「戸隠をひもとく」にあります…

 

🐶「うむむっ、あとでこっそり教えるのじゃぞ…よいな…」

 

さて、今回は、林道から下り、1時間ほどで往復できました…

 

朝6時からスタートなのです…そして出勤にまにあうように…

 

 

植林したスギ林の中に、狛犬のようなお姿を確認!

 

高さ10mはありますね…

 

 

凝灰角礫岩というか、火山角礫岩に近いです。

 

しかし、御座岩とは違って、こちらは西岳の破片になります…

 

 

西岳のP1付近からゴロゴロと転がってきたものかと思います。

 

距離にして約1㎞、標高差700mは転がってきました…

 

そして、狛犬のように着地? 獅子岩ともよばれたらしい…

 

いやいや、大きな地震があって、崩れて転がってきたのでしょう。

 

付近には、そんな岩がありました…

 

戸隠連峰が急激に隆起してきた証拠です…

 

🐶「なかなか、おもしろいじゃないか…」

 

この岩も信仰の対象となり、古絵図に記載されました…

 

🐶「当時は、スギなんてなかっただろうしな…」

 

炭焼きガマの跡とおもわれるものもあり、当時は麓から見えたのでしょう。

 

御座岩と向かい合っている、なんて伝説も…

 

この探検の際に、スギ林でこんなものも入手…

 

生まれて初めての体験です…

 

シカの角が落ちていました…

 

 

お土産に持ち帰ることにしました…

 

はたして、柴犬館長の反応やいかに…  続く…