戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

自然の金平糖か!?

 戸隠生活、毎日が新しいできごとに溢れています。今日は、ご近所さんが博物館に持ち込んだ不思議なものに出会いました。
それは、金平糖のような2センチくらいの塊。田んぼに落ちていたらしいのですが、これは一体なんなのでしょうか。その塊を割って中身をみてみると、中心に核となった砂粒がありました。このことから、コロコロと転がりながら、付着物がついて大きくなったものかも知れませんが、よく分かりません。地学では、ノジュールといものがありますが、このような金平糖のような形のものは今までみたことがありません。


私たち職員は、この奇妙な金平糖のようなもののでき方について話し合ってみました。
(1)土壌が固まってできた、(2)何かの生き物の糞、(3)人間がつくったもの、(4)宇宙人が落としていったもの、といった仮説がだされましたが・・・????
まだ答えは分かりません。もしご存じの方がいらしたら、教えて下さい。職員一同、悶々としています。