昨日、梅雨明け宣言がされたにもかかわらず、
雨がふったりやんだりの、いかにも梅雨らしい天気の今日、
博物館に国蝶「オオムラサキ」が現れました!
玄関の窓ガラスに大きなチョウがいる、という声を受けて見てみると、
まさに、しぶい紫色と黄色と赤の斑点が美しいオオムラサキでした。
標高700mをこえるこの当地では、貴重なチョウです。
職員の記憶でも、3〜4年に一度ぐらいずつしか見られていません。
裾花川沿いには幼虫が食べるエノキの木があるので、
その辺りで育ったものが飛んで来たのでしょうか?
雨宿りをしようとして見つかってしまったのかもしれません^^
明るい林を好み、カブトムシのように樹液を吸うことから、
里山のシンボルともされています。
こんなかっこいいチョウが、自ら飛んで来てくれるなんて、
戸隠の博物館ならでは。
今後、増えてくれることを期待して、チョウは外に返しました。