戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

森の春

お休みをいただいて、伊勢志摩方面へ出かけたのですが、
帰りに寄った三重県立博物館に、ミエゾウの全身骨格模型を発見!


じつはこの化石ゾウ、戸隠が誇るシンシュウゾウと同じゾウなのです。
戸隠での発見・記載のほうが遅かったために、
現在、ミエゾウのほうが正式名称になっています。
このラベルに、「シンシュウゾウ」と書き込んでしまいたい衝動にかられました^^;


それにしても、全身模型があると迫力満点。
ロビーの目玉になっています。
当館でも、この迫力を伝える方法がないかな〜〜と、
職員と話をしておりました。
例えば、発泡スチロールなどで足だけ復元して
入り口で股のアーチをくぐる? とか・・・



さてさて、今日は雨の中、お遣いで戸隠神社方面へでかけたのですが、
森にも春が来ていました^^



新緑がきれいですし、



ミズバショウが早くも見ごろ。



博物館近くではヤマブキが満開です。


明日からの連休は、春の雨を吸ってますます緑がきれいになるでしょう。
ぜひお出かけください。