戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

伸びる手に差し伸べる手

梅雨明けはまだ先のようで、今日は晴れ間の中にもひんやりとした風が吹きました。
それでも植物たちは梅雨の雨をすって、どんどん伸びています。
ここ数日、草刈りにいそしむ職員の姿もあります。



なかなか面倒をみてあげられなかった、花壇のインゲン豆たちが
伸びる場がなく、朝顔と一緒に隣の大豆にまきついてえらいことになっていました。


ススキの鉢にも、こぼれ種から勝手にはえ朝顔のつるがからんでしまいました。


このススキは、地下の根に寄生植物や虫こぶがついているので、
上に下に、本当に気の毒なことをしてしまいました。


それぞれ、2階から麻ひもを垂らしたので、
これからはつるが上に伸びてくれるでしょう^^;



気になっていた変化朝顔プランターにも、ようやく支えをつけることができました。

「上へ伸びたいよ〜〜〜」と毎日訴えられているようで、
心苦しかったので、とりあえずよかったです。



この朝顔は日本の伝統品種で、変わった形や色の花が咲きます。
種からどんどん増えて、今年はプランターでは対応しきれなくなってしまい、



プールのフェンスにからむマメを伝って、

上に登ってくれないかと、その下に苗を移植してみました^^;

果たして目論見はうまくいくでしょうか?

戸隠の短い夏は、すぐ近くまで来ていますね^^