戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

一目五山

明後日の観察会の下見のため、善光寺平を横断して大室へ行ってきました。
例年より早い春の進み方に、多少の心配はありましたが、
お目当てのイチリンソウは、今が盛りと咲いていました。

本番もきっと大丈夫^^



雲が切れて、大室古墳館の駐車場からは、
飯縄、戸隠、さらに黒姫、妙高と、山々がきれいに見えました。


古代の人々が、お墓の場所として
ここを選んだわけがわかるような気がします。



さて館に戻ると、届いたばかりのポスターがありました。
環境省さんが去年行った、妙高戸隠連山国立公園誕生記念のイベント、
「一目五山(ひとめござん)」フォトコンテストの結果を紹介するものです。


新国立公園の特徴的な山々が写る風景写真を募集していたのです。
(一度に5つの山が写っていなくてもOK)


受賞した写真はもちろん素晴らしいですが、
大室からの風景も紹介したかったな、と
今さらながら、思ってみたりもします^^;


ちなみに、「一目五山」という言葉は、
国立公園を管理する環境省さんが、
妙高戸隠連山国立公園のために考え出した造語です。
彼女らには日ごろからお世話になっているので、
せめて一押しのこの言葉が今後普及するよう、
宣伝させていただきます。


飯縄や戸隠山の連なりを見たら、「一目五山」^^!