戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

観察会

今日の観察会は、わかりにくい集合場所に
迷って来られるかたもいらして、本当にすみませんでしたm(__)m



町に近い里山ということで、外来植物も多かったですが、
身近な自然をゆっくり見ていただくにはよかったかな、
というのは、開催者側目線です・・・


こちらはヒョウタンボクの実
真っ赤で美味しそうですが、有毒です。


和ませてくれたのは、
トンボを捕まえてくれる、小学生の男の子と、


池のカルガモ親子^^!


必死に逃げていて、ちょっと気の毒でした。




前の下見のとき(6月14日)にご紹介したサイカチ。


幹の鋭いとげを活用して、山城の防御用に植えられていた
という説があります。


今回歩いたのは若穂太郎山のふもとなのですが、
近くに山城や城主の館があったことが知られています。


この近辺で見られるのはそういった理由もあるのかも・・・?


市内では他に旭山の山頂の、こちらも城跡の木が有名です。



午後は有志で標本づくりをしました。



仲間ができるのはありがたいことで、
おしゃべりに花が咲きすぎてしまいました・・・^^;


次回の戸隠での観察会の後も、標本づくりを行う予定ですので、
よかったらのぞいてみてください。