戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

えっ?こんなものが…

今日は久しぶりにお日様が顔をだしました…

やはり陽ざしは良いですね!(^_^)v

今日の綾織橋はこんな感じでした。



早く工事が終わってほしいものです。




そんな中で、【博物館わくわく入門】が開催されました!



博物館の展示を見た後、野外での実習です。

まず、常設展や企画展「石ころから探る長野盆地」を解説を加えながら、ご案内…



そして、裾花川の河原での石ころ観察です。


普段は気にもとめない「石ころ」の観察を通じて、大地の生い立ちに触れました。


まず、いろんな石ころがあることを確認!

各自、お目当ての石を探します。

きれいなもの、珍しいもの、好みの形や手触り、各人の感性のおもむくままです。


そんな中、お母さんがこんなものを見つけました。

エナメル質の発達した動物の歯です。


馬のものと断定!


なぜ???????

昭和30年代まで、このあたりは馬を当たり前のように飼っていたそうです。

それが、何らかの理由で、歯だけ流されてきたのでしょう。


いろいろな物語が、脳内をぐるぐると駆け巡ります。

こんなものが見つかるとは思っていなかったので、興奮してしまいました。



メノウも拾うことができ、楽しい秋の一日になりました。

本当に何が起こるかわからない!のが野外の楽しさですねぇ