戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

五月晴れの戸隠を満喫!

今日は、わくわく入門でした。

荒倉山から、戸隠の大地の生い立ちを学ぶというもの…

 

とてもお天気が良く、新緑の中を見学してまわります。

 

荒倉林道からの戸隠山の眺め! 

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最高です!

画像では、そのすごさを感じることはできません!

ぜひ、実物をみてほしいです。

 

参加者一同、感動の嵐…

 

その後、鬼女紅葉の岩屋へ…

洞窟内で、コウモリと遭遇!

ウサギコウモリのようです。

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そして、昼食後、裾花川の河原へ、

石ころ調査、というか、メノウ探し

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初の挑戦となる、お母さんが一番きれいなメノウをゲット!

これには、脱帽! まいりました。

 

「目に青葉、山ホトトギス、初メノウ…」

 

こんな俳句を思い出さざるを得ません。

この句は松尾芭蕉の友人でもあった、

江戸時代中期の俳人「山口素堂」の作とのこと。

 

フジの花も、満開です。

これもマメの仲間! 

 

万葉集にも読まれている、日本人との深いかかわりの植物。

「恋しければ 形見にせむと わが屋戸に 植えし藤波 いま咲きにけり」

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化石をひろったり、山を見たり、花や動物を見たり、今日は戸隠を満喫!

 

この時期、新緑も、満開のフジの花も、

子どもたちの目もキラキラです。

楽しさの中、元気をもらうことができました。