戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

水無月も終わり…

振り返れば、今日は6月の最終日!

今日は梅雨前線が活発化して、強い雨が降っています。

この雨で災害が起こらなければいいな、と願っています。

 

水無月もおわりです。

振り返れば、この1年も半分が過ぎようとしています。

昨年秋の水害から始まって、異常なまでの暖冬…

そして新型コロナウィルスの騒ぎ…

 

こんなに世界が変わってしまうなんて、

なかなかありません。

世の中、「諸行無常」か?「メメント・モリ」か?

 

 

この半年、人間は慌てふためき、ばたばたした感じですが、

自然はそんなこともお構いなしに日々の成長をとげています。

 

戸隠の畑も麦秋となりました…

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成長のよいトウモロコシは花も咲きだしました。

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ホタルブクロも花盛り!

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クリの花も満開状態に…

 

この花が、どうしていがぐりになるのか不思議でなりません。

 

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ムラサキツユクサもきれいですね。

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毎日、ばたばたしている人間たちですが

こうした植物たちのささやかな日常を観察していると、

人間も余裕をもって暮らさなきゃな、と思います…

 

「そうですよね、柴犬館長!」

 

 

「そうじゃ、そうじゃ、人間たちよ、
   もっと広く世界をみて、考えなさい…ムニャムニャ」

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朝の視察時には、こんな葉っぱもありました。

 ミズヒキの葉とのこと… 

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人の顔に見えてしょうがありません。

 

われわれは、自然の営みをもっと学ぶべきなのでしょう。