戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

早く、梅雨が明けてほしい!

今日も朝から雨が降ったり、やんだり…

不安定な天気が続きます。

 

なかなか梅雨前線が消えません。

週間予報を見ても、傘マークがずらり…

気がめいります。

コロナの感染も拡大しているようだし…

 

自然界の方は、着実に夏になりつつあります。

 

ヤブカンゾウも咲き始めました。

 

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別名 忘れ草  万葉集にも詠まれた花です。

春先、若芽をゆでておいしくいただきました。

 

 

ネジバナも咲き始め…

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この花の別名は「捩摺」だそうです。

みなさん、読めますか?

    (私は、よめませんでした…(*_*;  解答は最後に…)

俳句では、「夏」の季語…

 


花に見とれていると、今朝の柴犬館長は大興奮!

 

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網の向こう側に「ヘビの抜け殻」を発見し、

執拗に吠えかけたり、網にかじりついていました。

かなり、気になるようでございます。

なかなか、離れてくれません…

 

 

しかたなく、視察途中に見つけておいた、

フクロウの風切り羽根を、ここで館長にご披露!

                    (これは夏とは関係ありませんね!)

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こちらも、館長のお気に入りだったらしく、

ヘビの抜け殻への執着はひと段落いたしました。

 

よかった、よかった!

 

 

※読み方クイズの答え

 「捩摺」のよみは「もじずり…」だそうです。