戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

巣立ちました!

本日、午前10時ごろ、当博物館 事務室脇に無許可で営巣していた

ツバメのつがい(仮名 スワ、およびロー:共に年齢不詳)が

育てていたヒナのうち、一羽が巣立ちました(仮名 少年A:0歳)。

 

事務仕事中の職員が、窓ガラス越しにホウキの上に止まっている

少年Aを発見し、巣立ちを確認!撮影にも成功しました。

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その後、少年Aは、両親であるスワ、とローに存在を訴えるために、

盛んにさえずり、餌を要求していた模様ですが、

その後、無事に飛行にも成功し、巣立っていきました。

 

当局では、少年Aの無事を祈り、今回の不法占拠にあたっては、

不起訴とする方針を定めたようです。

 

のこり4羽(B,C,D,E)となりましたが、

今後の暑さを受け、次々と巣立っていくものと思われます。

 

当局は、両親のスワ、ローについて、無許可営巣の件を

立件する方針を固めていましたが、世論を反映して、

立件を見送るものとみられています。

 

しかし、大量のフンが巣の下に残され、この撤去費用については、

両親に請求をしていくものと、地方自治の専門家は推測しています。

 

 

 

閑話休題

 

暑い、暑い、夏がやってきました。

 

戸隠山も、飯縄山も元気な姿を見せてくれています。

(梅雨の間は、ほとんど見えませんでしたから…)

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やはり、雲だけではね…

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この背景になる山があってこその戸隠だなぁ…

 

柴犬館長も、梅雨が明け、脚が濡れることもなくなったので、

 

シャキシャキと歩きます。

 

元気に歩きすぎて、画像を撮ることも許してくれません。

 

こんなのしか、撮れません…

 

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柴犬館長の後ろ姿のみです。

 

館長 ゴメンなさい、お尻しか写っていませんでした… m(__)m」

 

「なにやってるのよ、何年、秘書をやっているの、失礼ね…プン!プン!」

 

「訴えるわよ…」

 

 

「ひぇー、ご勘弁下さいませ…館長…」

 

おあとがよろしいようで…
 

 

追伸 巣立ったヒナAのその後ですが、

 

両親 スワとローに餌をねだりながら、

ご近所をうろついています。

アルミサッシにしがみつく姿を、近距離で撮影することができました。

がんばれ! A!

 

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