戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

こ・う・よ・う

昨日の雨模様から、一転して晴!

(午後には曇ってしまいましたが…)

 

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赤く色づいたモミジが青空に映えました!

 

ドウダンツツジも、見ごろです。

 

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午前中は、地層観察の下見で、小学校の先生と野外を歩きました。

 

雨上がりは、湿っていて、地層本来の色がよくわかります。

 

化石も見ごろ!

 

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沢筋では、黒々とした亜炭層も見えます。

浅い内湾に堆積した、植物遺体の炭化したものです。

戦後まもなく、この亜炭を燃料にするため、採掘したとの話が残ります。

 

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雨が降った、効用でございます。

 

実習生にもいろいろと体験していただきました…

明日で、実習も終了…

 

今日は草刈りでも活躍していただきました。

エンジン式草刈り機も扱える!とのこと、

牧場で覚えた、という

たくましい、畜産系女子でした…

 

その活躍のあと、

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フジカンゾウマメ科ヌスビトハギ属)の種がたくさんついていました。

 

長野県では「バカ」と呼ばれるタイプの種子たち、

明日の自然観察会「実と種で宝石箱づくり」での活躍を祈ります…