戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

リアルです。

今日は予報通り朝から雨降りです。

ぬれそぼりながらも八重咲の盆栽桜が咲きだしていました。

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以前これをくださったボランティアさんも、今日来られていたのに、

ご報告が遅くなり申し訳ありませんでしたm(__)m

毎年、楽しませていただいております!

 

さて今日、本館(市立博物館)で販売されている、

人気ガチャのサンプルが届きました。

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スズメバチシリーズです!

10㎝以上と大型で、可動部分も多く、かなりリアルなつくりです。

さすがバ〇ダイ!!

手前がキイロスズメバチ

奥はちょうどボランティアさんがもっていた

同シリーズのクロスズメバチです。

 

付属の台に固定することも可能で、

攻撃態勢をとらせてみました。

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毒針を出して、顎を開き、迫力十分!

虫嫌いの学芸員は、「いやだ~~~!」と言いつつ、

クロスズメバチとのからみをつけていました^^;

実際はキイロスズメバチよりもかなり小さいので、

こんなことにはならないはずですが。

 

スズメバチの毒針が凶悪なのはもちろんですが、

大きな顎も恐ろしい!

青虫や肉片などをかじって肉団子をつくり、

巣へ持ち帰ると聞きます。

 

20年ほど前の記憶がよみがえりました。

夏の暑い日、

汗をかきながら県内のある草地で調査をしていたところ、

記録ボードをもった左手の手首にキイロスズメバチがとまりました。

えっ!と驚くのも一瞬、

ハチが腕時計の皮のバンドとの隙間に顔をつっこんで

私の手首をかじり始めました!

 

どうやら汗でスズメバチ好みの肉のかおりを

放っていたようです・・・

 

このままでは肉団子にされてしまうかも!、

と思いながらも振り払うこともできず、

ハチが諦めてくれるのを嚙まれながらひたすら待ちました・・・"(-""-)"

 

これは私が20代で経験した

虫による「三大屈辱」のうちの1つです。

あとの2つは機会があったらご紹介します・・・

 

こんなことがあっても基本的に虫は好きなので、

地震で倒れてばらばらに分解してしまった、

標本箱の中のハチたちをボンドで修復したりもしました。

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実物をよく見ると、触角や腰にその痕跡がありますので、

ハチを間近で見ても平気、というかたは

よかったらご覧ください。