戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

ようやくスッキリ!

強い風がふき、サクラ吹雪となりました。

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あとは散るばかり・・・

 

チューリップも盛りを過ぎた印象です。

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このごろにぎやかなのはツバメの夫婦です。

軒下を鳴きかわしながら物色していきます。

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カメラを向けると飛び立ってしまうのが残念^^;

(左隅にかろうじて写っています)

春が着実に進んでいきます。

 

さて、この時期になると、仕事帰りの運転中に

遠くにある気になるものが目に入ってきます。

 山の木の葉がなくて見通しがいい、

 陽が長くなって、帰る時間でも明るい、

 西日があたって光って見える

といった条件がそろうからでしょうか。

 

運転中によく見る場所は車を停められないので、

別の場所から撮ってみました。

 

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この山並みをズームすると・・・

 

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赤いとがった屋根が見えます!!

まさに ぽつんと1軒〇 !

毎年春になると、なんだろうと思っていたのですが、

ある年から、この地区にある市の青少年育成施設だと

勝手に納得していました。

 

しかし、去年の冬前、地元のかたから問い合わせを受け、

(やはり赤い屋根が気になったようです^^)

改めて地図をみると、市の施設とは場所が違います。

はたして、何の建物なのか・・・

先日、ドライブがてら、捜索隊となって山道を登ってみました!

 

番組取材班とは違い、

細い道には慣れているので、それほど苦も無く登っていくと

そこに現れたのは・・・

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赤い屋根のお寺でした!

しかも集落のはしにあるだけで、

全くぽつんとしていませんでした^^;

 

地元のかたにうかがうと、

現在は住職さんは市街地で会社員をされていて、

週末しかお寺には来られないそうです。

許可をもらってお寺の敷地に入らせてもらい、

逆に博物館方面が見えることも確認させてもらいました。

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こうして見ると、博物館のある場所も相当山の中に見えますね^^;

 

何はともあれ、13年ぶりに謎がとけて ちょースッキリ!

今日も帰り道が楽しみです^^