戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

吾輩の休日  柴犬館長とねむの木

吾輩は、柴犬。

 

この博物館の館長ということになっている。

 

本当の名前は、〇〇(ナイショ)

 

秘書がこの博物館に勤めて長いらしい…

 

黒柴だった先代館長から引き継ぎ、4年目とのこと…

 

詳しいことは 吾輩は知らぬ…

 

毎朝、視察と称して、散歩をしている。

 

秘書は、もうそろそろ定年らしい…

 

 

今年は梅雨明けが早く、そばの刈り取りも始まっている…

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今年は、天候に恵まれたので、なりがよかったのでは、と期待している。。

 

 

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今朝は、毎朝の定番のルートで、ねむの木が満開だ…

 

先日、咲き始めたが、もう満開…

 

今年も夏盛りとなったものじゃ…

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秘書は、これを頭にのせて、かんざしのようにしたいらしい…

 

しかし、柴犬は、誇り高き日本犬で、猟犬じゃ…

 

そんな飾りはいらぬ…

 

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まあ、花の香りぐらいはかいでやるか…

 

これが、マメ科の花か。信じられぬな、この形…

 

不思議な花じゃ…

 

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ああああああああ! こんな秘書の願いをかなえてやらねば、

 

毎朝の食事にかかわるかもしれぬ…

 

秘書よ、よく働くのじゃぞ…

 

 

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こんな花も見つけたぞ…

 

こりゃあ、カラスウリか?

 

まぁ、なんでも吾輩には関係ないがな…

 

秘書に調べさせよう…

 

 

帰ったら、朝飯じゃ、

 

量をけちるのではないぞ… 秘書よ…

 

今はおぬしに飼われてやっているが、

吾輩は誇り高き日本犬…

 

日本オオカミの血をひく末裔の猟犬じゃ…

餌をケチってはならぬ、末代までたたられるぞ…

 

 

今日もおあとがよろしいようで