戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

飼育ネタ(苦手な方は見ないでください)

まもなく10月

今年もあと3か月・・・

早いなと思う今日この頃

 

そりゃ

生物も成長するよね

 

卵塊で回収し

ほぼ企画展内で飼育している

クロサンショウウオ

ずいぶんと成長し

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この子が現在最大サイズ

少々太めの指4本分およそ8㎝

 

職員はこのごろ 

ワラジムシをせっせと貢いでおります

 

 

水槽で卵を産んだイモリの方は

ワラジムシも食べられないよう・・・

あまり大きくなっていないので

今日はアブラムシをあげてみました

どうかな?

 

 

モリアオガエルは相変わらず

オスがメスにくっついています

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ラブラブ?

ぷくぷく

 

午後に見に行った時は

お隣の水槽のエサが気になるのか

暴れていたけど^^;

 

 

ヘビたちも元気

アオダイショウの 蒼ちゃん は

夏の企画展直前(6月末)

期間中(8/24)に脱皮をし

そして また目が白くなっています

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いつも目が白くなってから10日前後で脱皮するので

10/7ころが予定日です

 

 

幻のヘビといわれる

シロマダラの シロちゃん も健在

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(9/27に脱皮 画像はその1週間ほど前の様子)

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今は 先ほどみつけたエサカナヘビも一緒

脱皮直後に3匹食べたので

今はいいみたい^^;

 

カナヘビにぶつかられて 

迷惑そうでした

 

シロちゃんは 6/13にやってきて

7/11 8/14 9/27 と1か月~1か月半ペースで脱皮をしています

こちらも なかなか順調な様子

 

ただ

先日の脱皮ガラは

すぐに回収できなかったせいで

破れてしまい

すべては回収できませんでした

 

一部は乾燥中なので

回収できた皮をラミネートして

幻のヘビの皮として

記念品にでもしようかと

おもっています

 

幻&ヘビの脱皮ガラ

かなりレアなご利益がありそうではないですか?

 

さて

なんの記念品にしようか・・・

 

 

そして

エントランスポーチに放置していた

夏にかえったカブトムシの幼虫がいた土

 

そいつを事情があって いじっていたら

たくさんの幼虫が!

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ムラサキツヤハナムグリかな?

70匹ほどいました

 

こんなところ(エントランスポーチの一番奥)に放置してある土を

よく見つけて卵を産むものだとちょっと関心

 

しかも

幼虫のサイズ差が結構あるので

複数回産卵されたと思われるのです

 

ということは

いろんなメスが見つけてくれたと思った方がよさそう

 

なんか すげ~

 

でも よく考えてみると 

この数はちょっとすごいかも

 

なにせ

カブトムシ用に積んでいる堆肥でも

ここまでの数のハナムグリの幼虫はでないので

実はいい場所なのかな?

エントランスポーチ

 

なにか検証が必要な気がしてきた・・・