戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

寒いと、山がよく見える…

今朝も、ブルブルっ… 冷え込みました。

 

晴れた分、気温-5℃付近まで下がりました。

 

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エノキではありません… 霜柱です…

 

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🐕「これは美しい!」

 

こんなに寒いと、柴犬館長も視察を嫌がるのですが、

今日は山がよく見えたせいもあり、広く見てまわりました…

 

 

 

 

新年度ということもあり、鬼無里へのお使いがあります。

 

その途中で、北アルプスがよく見えます…

 

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銚子口トンネルをでたところからも、白馬岳、武田菱のある五竜岳が見えます…

 

こちらは、戸隠連峰

 

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雲一つない青空です  !(^^)!

 

スギ花粉も、PM2.5も少なかったため、よーく見えました…

 

戸隠豊岡 二条からの眺め…

 

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こちらは、同じ場所から鬼女紅葉伝説の舞台 荒倉山を展望

 

ここは、とても眺めの良い場所です…

 

この展望を作ったのが、こちら…

 

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博物館の北にある、鬼女紅葉ゆかりの古刹「大昌寺」からみた飯縄山

 

この山は、火山として火砕流や溶岩を噴出し、

戸隠豊岡 二条の大地をつくりました。

 

眺めのよい場所は、じつは火砕流台地が深く関わっています。

 

また、今日画像で紹介した山々は、

かつてはみんな海底であった場所なのです。

 

大地は動くのだ、

地球は生きている…

 

太陽の周りをまわっていることで、四季の変化がある…

 

そんな、当たり前といえば、そうなのですが、

それらのことが、眺めの良さの中にもあるのだ、

ということも、考えてほしいなぁと思います。

 

「ねぇ、館長…」

 

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🐕「早く、戸隠でもサクラ咲かないかなぁ~」

 

「ちょっと、秘書の言葉を館長、聞いてました?」

 

🐕「なにか、いったのか?????」

 

今日もおあとがよろしいようで…