戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

夏をふりかえる

朝に雨が降り、どんよりとした曇り空の一日となりました。

気温もあがらず、キリギリスなどの虫が声が響き、

このまま秋になってしまいそうな気配です。

 

花期が長いサルスベリはまだ元気そうですが、

一方でサクラはすでに葉が黄色くなり始めています。

 

花壇のダリアもうなだれ気味・・・

もともと頭が重かったのに加え、この夏は雨が多かったですしね。

 

昼過ぎまで咲き残っていたアサガオ

夏の終わりを感じさせます・・・

 

暑ければ暑いで、早く夏が終われ! と祈るのですが、

急に寒いと寂しくなってしまう・・・

人とは全く勝手な生き物です・・・(-_-;)

 

振り返れば今年の夏も色々ありました。

行動制限のない、コロナ禍の夏

にぎやかさに、ちょっと違和感を感じつつ

With コロナ の日常をどう作っていくのか手探り状態でした。

 

それでも、お客さまのなかには、

 4年ぶりの来館! ようやく家族で来られました。

と喜んでくださるかたもいらして、本当にありがたいです^^

 

そんな夏が終わる前に、夏の戸隠の画像少々を・・・

旅をするチョウ、アサギマダラの訪れから始まった夏は、

 

アジサイの調査に明け暮れていました・・・^^;

その成果はまた改めてご報告したいと思います。

戸隠の奥深さを、また改めて知ることとなりました。

 

外歩きが多かったからでしょうか。

色々な生き物にも出会いました。

植物園の中にいたこのヒキガエル

館内飼育のこに負けず劣らずのお腹のふくらみ・・・^^;

何を食べているでしょう??

 

牙が短いですが、上に持ち上がるのが特徴のオニクワガタ。

ブナ林が生育地で、場所も出現期間も限られているそうです。

幸運な出会いでした^^

 

短い期間に凝縮されたいろいろな体験や出会い。

おかげさまで今年の夏も充実していました!