戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

秋色を探す…

まずは、スズメバチ退治の結果から… 今日はほとんどいなくなっていました。

 

さすが強力な駆除剤です… 人間の勝ち…

 

当然といえば、当然な結果ですね… そんなに騒ぐほどの事件ではありません…

 

さて、昨晩は雨、そして今朝は急に寒くなりました。

 

秋が進みます、

 

さて、こちらは三日前の戸隠山高妻山

 

 

天高く、澄み切った青空に、美しい山並み…

 

これですよ、これ、戸隠の良いところ… 実に美しい…

 

この山が海だったなんて…という物語が、実におもしろい…

 

 

 

そんな中、柴犬館長とともに、秋の色に注目してみました。

 

🐕「もう実っているし、中はからじゃ…」

 

アケビから始まりました…

 

 

🐕「秋のうまいものの代表、アケビ色ですなぁ~」

 

 

🐕「ソバの茎、雨で倒れてしまったが、この赤はアントシアニンかなぁ?」

 

 

🐕「ヒョウタンも大きくなったぞ、アマガエルがいつも張り付いておる…」

 

🐕「これは、なぜじゃ???」

 

 

 

🐕「わが館のカキも、色づいておるわい… 秋じゃ…」

 

 

鶴●桜の葉も紅葉がすすみます…

 

 

長野市街地の風景 こちらは26日 月曜日…

稲刈りが進み、乾いたイネの色、黄土色? 稲色?

 

そして、土手には赤いヒガンバナが列になっています…

 

 

目立たぬところに、思いもよらぬ円筒(円形)分水工の跡を発見…

 

善光寺平にもあったんだねぇ… 水を均等に分けるための仕組です。

 

近代化遺産になっているところもあります、

 

しかし、ここは放置されたままのようです… 

 

🐕「これは、面白い、実にいい… ワシも連れて行くのじゃ」

 

柴犬館長は大はしゃぎ… 日本人ならではの知恵…

 

 

博物館で様子を見ていた、ヒミズのご遺体も白い骨と化しています…

 

読者の方にお教えいただいた、薄紫色のイヌサフラン

 

どんどん、増えてきました…

 

しかし、調べてみると有毒植物…

この球根を食し、中毒を起こし、死亡例もあるとのこと…

 

身の回りに潜む、危険なのでした…

 

秋の色の中には、手放しでは喜べないものもあるようです…

 

🐕「それは人間本位のみかたにすぎん…」

 

🐕「自然はあるがままなのじゃ… みんなちがって、みんないい…」

 

館長!最後は金子み●ず、ですか

 

今日もおあとがよろしいようで…