戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今年も残すところ、あと半月に…

12月15日 木曜日

昨晩は冷え込みました…

 

晴れたので、朝焼けがきれいです…

 

柴犬館長といっしょに見つめました…

 

 

🐕「うーん、美しい…」

 

東北地方や北海道では大荒れとなっているようですが、

戸隠山や荒倉山、飯縄山などが雪雲をブロックしてくれるおかげで、

この地域では、標高が高い割に雪が少な目です…

 

🐕「ありがたいことじゃ…」

 

スキー場の「魔法の粉雪」も、そのおかげだとみると、納得できます…

 

油断をしていると、お客様が来館…

 

みんなで手分けして、受付、暖房や照明のスイッチをいれます…

 

なんと、南の国、シンガポールからのご家族…

 

スキーをしにやってきた、日本はとても寒いとのこと…

 

毛皮のトリコになっておりました…

 

 

閑話休題

 

その戸隠地区の昔を探る画像を博物館では、収集しています…

 

人がどのようにして、この地で生きてきたのかを探るためです…

 

 

戸隠 中社に伝わる根曲がり竹(チシマザサ)をつかったもの…

 

 

冬季の農家の副業だったといいます…

 

伝統工芸品の指定を受けるための調査をしています…

 

中社地区の住民のご先祖さまが、大久保石見守にお願いして権利を得たとの話です…

 

麻の栽培風景… ヒトの背丈の倍ぐらいまで伸びています…

 

かつては、長野県内の高冷地では盛んに栽培されていました…

 

 

柵学校の古い写真です…

 

校門の石柱や、校庭の東側に奉安殿があることから、

 

国民学校となった記念写真と思われます 昭和16年(1941)4月のものかと推測…

 

日本が太平洋戦争に向かっていく時代のもの…

 

 

当時の運動会も、多くの生徒でにぎやかだったようです…

 

🐕「人が生きるために、いろんな出来事があったのじゃな…」

 

🐕「それを伝えるのが、秘書の仕事なのじゃ…」

 

 

🐕「年をとっても、やることは山ほどあるぞ…」

 

🐕「がんばるのじゃ…」

 

今日もおあとがよろしいようで…

 

★★★最後にお知らせです★★★★

 

当館の紹介番組が再放送になります。

NHKBSプレミアム(103)    

 

12月21日(水) 午後9:49〜午後10:50(1時間1分)    
 「探検!博物館ワンダーランド」です。

 

博物学者 荒俣宏さんのおすすめする日本のディープな博物館4つ

堀田 茜さんと当館を訪問されました…

 

その大トリが、当館となります…

前回の放映を見逃した方は、ぜひこの機会にご覧ください。

 

🐕「秘書も登場するので…みてやってちょ… 」