戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

1月11日 鏡開き

今日は、1並びの日、

 

お正月の行事で鏡餅を割って食す日のことです、

 

「割る」というのは縁起が良くないので、

「開く」という表現を用いたことらしいです。

 

今日は快晴となりそうです。

 

日の出前に柴犬館長と視察…

 

 

 

戸隠で「開く」といえば、岩戸開き…

そこで、夜明け前に戸隠山を遥拝しにいきました。

 

放射冷却で、今朝の気温は-10℃以下と冷え込みました。

 

寒い、寒い…



🐕「あの岩戸が開いたから、お日様があらわれたのじゃ…」

 

 「寒いなどと、ほざくでないぞ…秘書よ」

 

館長はウール?100%ですから、寒さは感じないのでしょうか?

 

昨日は、雪も風も強くて、吹雪状態で大変でした。

 

そのことを物語る、スギの葉の大量落下を目撃…

 

ちょっとした山影の道では、その痕跡を確認…



🐕「諸行無常じゃ…」

 

 

 

 

閑話休題

 

今日はその後、快晴…

 

陽ざしは暖かく、明日からは気温が上昇するとの予報

 

お使いに出かけた郵便局から、河東山地がよく見えました…

 

 

🐕「あれは破風岳じゃな?」

 

かつて、硫黄鉱山で栄えた山…

古い火山で、硬い溶岩類のつくるスロープがわかります。

 

その左手には、根小屋城(携帯基地局のアンテナのある場所)

戦国時代の山城のひとつ…

 

飯縄山も、普段とはちょっと違う角度から見てみました。

 



🐕「みんな、ちがってみんないいのじゃ…」

 

今日もおあとがよろしいようで…