戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

な~らんだ~ な~らんだ~ 鳥頭が並んだ~

今朝は

晴れ間も見えました

通勤時 前からも後ろからも車が来ないので 

橋の途中でとめて 車内からぱしゃり

 

館についても うっすら 雪化粧程度で

まずまずのコンディション

陽ざしもあり アスファルトのところは早々にとけました

 

でも

お客様は来ない;;

 

ボランティアさん や 研究調査 の 来館はあったのですが・・・

 

まぁ こんな日もあります

 

さて 話は変わりますが

このところ皮処理にいそしんでいました

ですが 

最強寒波のあまりの寒さで

皮用洗濯機の排水が凍り^^;

洗濯機が使えなくなってしまいました

(今日 日中の陽ざしを使って復活させ 二度と凍らないよう対応しました)

そのため

皮処理がすすめられなくなったので

(代わりに? 元に戻って?)

鳥頭展示の方を進めることに

 

ここまで準備はしていたので 

順調に進行

 

プラケースに直に並べるグループと

スチレンボードを斜めに入れて

そこに並べるグループをきめ

 

ならべてゆきます

こんな感じ

 

あっという間にならべおわり

ラベルを手書き

 

そして

できあがったのが こちら

一番上にはウミネコの全身骨格が

(まえからあったものでが^^;)

その手前にはちょこんと はいりきらなかった

メンフクロウの頭骨レプリカ

 

その下に 今回つくった鳥頭たち

一応 分類群ごとに

選抜しつつ並べてあります

 

上段に

古いとされるグループを含んだものを並べ

 

左から

ダチョウ目 ダチョウ 

ヒクイドリ目 エミュー

キジ目 キジ ヤマドリ 奥にニジキジ

カモ目 マガモ コブハクチョウ 奥にオシドリ

フラミンゴ目 ベニイロフラミンゴ チリ―フラミンゴ 

奥から

コウノトリ目 シュバシコウ 

ミズナギドリ目 コアホウドリ

ペンギン目 フンボルトペンギン

ハト目 カワラバト(ドバト) キジバト

 

下段に 左から

奥にサギ目 ゴイサギ

手前に ツル目 オオバン

次いで奥から

カッコウ目 ホトトギス カッコウ

シギ目 ヤマシギ

タカ目 オジロワシ ノスリ オオタカ サシバ ハイタカ

フクロウ目 フクロウ オオコノハズク コノハズク

ブッポウソウ目 アカショウビン2つ カワセミ

キツツキ目 アオゲラ

ハヤブサ目 チョウゲンボウ

オウム目 インコ

そして これ以降はすべてスズメ目です

 

サンコウチョウ

モズ

ハシボソガラス

イワツバメ

ヒヨドリ

ウグイス

エナガ

メジロ

ゴジュウカラ

キバシリ

ミソサザイ

ムクドリ

トラツグミ

ツグミ

ジョウビタキ

オオルリ

ニュウナイスズメ

スズメ

セグロセキレイ

イスカ

ウソ

シメ

イカ

ホオジロ

カシラダカ

アオジ

 

およそ60種の鳥の頭骨が並びました

 

さすがにすべての分類群がそろっているわけではないので

この程度ですが

それでも そこそこ いい感じ^^

 

ただ 少し問題が^^;

こちら インコ の頭骨なのですが

種類がいまいち判然としません^^;

 

処理をしたのは覚えているのですが

当時あまり気にせず インコね くらいの勢いで処理してしまい

きちんと同定していなかったのです><

 

幸い 羽根 は 残していました

ダルマインコと読めますね

ほんと?

 

調べてみると

ダルマインコのカラーバリエーションに

赤い羽根をもつものは見当たらない・・・

 

あれ?

では この子はだれ?

 

同サイズではハゴロモインコには赤い羽根があるようだけど・・・

はてさて^^;

 

わかる方がいたら 是非教えてください

 

 

まぁ でも とりあえず 

鳥頭展示はできました

(とりだけに^^;)

 

ただ

解説については 盛り込みすぎて

つけるスペースがなくなったので^^;

悩み中・・・

 

QRコードでもつけて

スマホで読み取ってもらうか・・・

 

それも意外と煩わしいかな

それとも小ネタだけでも手書きするか

試案のしどころです

 

いいと思うものを思いつき次第

更新したいと思います