戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

久しぶりの奥裾花渓谷

今年の春に、長野市の広報番組で撮影した奥裾花渓谷へ、お客さまを案内…

 

中信地方の観光振興局からの依頼…

 

フォッサマグナ」の大地の生い立ちを学びたいとのこと…

 

海だった場所が隆起したことを一番学びやすい場所…

 

うねる地層…(日影向斜軸)を見たり、

 

 

バームクーヘンのように見える?地層…を見たりしました…

 

 

🐶「ワシもここに行きたいぞ… 必ず連れて行くのじゃ…秋になったらな…」

 

柴犬館長からのきついお達しをいただきました…

 

 

今年の梅雨の雨でがけ崩れをした、現場も見ました…

 

よく見ると、スギの植林地から崩壊が始まり、

 

スギの丸太がごろごろと…

 

表層部の崩壊ですが、かなりの落差がありました…

 

急斜面のスギの植林地は、かなり危険です…

 

ハザードマップにも記載したほうがよいかもしれません…

 

こうした崖崩れの防止工事現場を、先日見てきました…

 

博物館から楠川に下った日照田集落です…

 

見にいかなかきゃ、と思っていましたが、

 

既に金網が貼られていました… 残念…(@_@;)

 

 

行ってみたものの、強い陽ざしでカラカラに乾いており、

 

何がなんだか、よくわかりません…

 

 

近くにおちていた転石をみると、泥岩のようです… ちょっと古めのようです…

 

日照田集落の裏はちょっと複雑な地形・地質をしているので、

 

楽しみにしていたのですが…

 

雨上がりに行ってみないとわかりません … (+_+)

 

工事の様子を見て、再チャレンジしましょう…

 

 

🐶「まめに歩かないと、棒にもあたらんぞ…」

 

今日もおあとがよろしいようで…