戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今日は本館でお話…

今日は雪の降る中、川中島古戦場史跡公園内にある、長野市立博物館でお話です

 

考古学を学ぶ、博物館友の会の方々からの依頼…

 

長野盆地の形成史… 

 

まず戸隠山から…

 

長野盆地西側の山地は、クジラやホタテガイのすんでいた海が隆起した…

 

                        (これは昨年の画像…)

 

それが隆起したところ、という話から始まって…

 

 

その後、北アルプスからの土砂によって海が埋め立てられ、

 

平野から扇状地になった部分が「大峰面」という地形面…

 

その平野の部分に、飯縄山が噴火したり、

 

 

長野盆地が沈みこんで盆地になった、というお話…

 

           (郷路山の上からみた、長野商業高校や裾花川の扇状地

 

長野盆地西縁の断層が動いて、どんどん沈む、長野盆地

 

その動きの一端が、1847年に発生した善光寺地震

 

長野県庁の北側のひまわり公園には、その地震断層が残っています…

 

500万年の物語を、2時間ほどでお話しました

 

 

その後の感想で、一番うれしかったのは、

 

本館の展示が、なぜ戸隠山の写真から始まるのかが、わかった!

 

大峰面という地形の意味が理解できた!

 

というもの…

 

誰も見たことがないことを、理解してもらうのが、いかに難しいことなのか…

 

を実感しました…

 

 

🐶「わかってもらうというのは、大事なこと…」

 

🐶「わしもうれしいぞ!」

 

今日は、柴犬館長からおほめの言葉をいただきました…

 

おあとがよろしいようで…