戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

2024年 最後の営業日

朝から雪が降る中、愛知県からのご家族4名が来館・見学です。

ちょっとビックリ! 

ネットで見て面白そうだから…とのことです。

 

 

博物館の玄関もお正月モードになりました…

 

今日の午後は、兄弟館の鬼無里ふるさと資料館に向かいました。

愛称を募集し、この秋に「きなさーれ」と決定しました。

その愛称決定の記念 缶バッジを紹介します…

(もっと早く紹介すればよかった… 後悔!)

 

 

しかし、「きなさーれ」は明日から来年の3月21日まで冬季休館となります。

 

 

さて、今年最後のネタはどうしようか、と悩んでいました。

あれこれ考えていたところ、柴犬館長からのテレパスが…

 

🐶「あれじゃ、あれが載っていなかったぞ…」

 

🐶「我が日本犬一族の名犬に会いにいったことじゃ…」

 

 

そうでした…そうでした…

 

 

南信州 駒ケ根市にある光前寺にお参りしてきたこと…

 

霊犬「早太郎」として魔除けのお札になっています。

 

早太郎伝説(はやたろうでんせつ)の概要です

 

鎌倉時代のことと伝わりますが、

信州の光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われていました。

 

その頃、遠州府中の見付天神社の周辺では田畑が荒らされないようにと、

祭りの日に、娘を生け贄として捧げる習わしがありました。

 

ある年、一人の旅の僧で通りかかり、

「神がそんな悪いことをするはずがない」と、

その正体をみとどけることにしました。

 

その夜、僧が様子をうかがっていると、大きな怪物が現れ

「今宵、この場に居るまいな。早太郎は居るまいな。

  信州信濃の早太郎。早太郎には知られるな」

    などと言いながら、娘をさらっていきました。

 

その僧は、信州へ向かい、光前寺の犬「早太郎」をさがし当て、

早太郎をかり受けて、村へと急いで帰りました。

 

次の祭りの日、早太郎が娘の代わりとなって怪物と戦い、

それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治したとのこと…。

 

化け物との戦いで傷を負った早太郎は、光前寺までなんとか帰り着くと、

和尚さんに怪物退治を知らせたかったのか、

一声高く吠えて息をひきとってしまったそうです。

 

光前寺には、その早太郎のお墓があります。

 

 

その近くには、早太郎の石像もありました…

 

 

 

この光前寺は天台宗の古刹で、戸隠山顕光寺(現:戸隠神社)とともに、

江戸時代には、天台宗信濃五山に数えられていました



周囲にはスギの古木も多数あり、ヒカリゴケも生息しています。

 

庭園は国の名勝に指定されています。

サクラの時期や紅葉の季節には、多くの観光客でにぎわうのだとか…

 

🐶「なかなかよき場所じゃのう…」

 

 

🐶「しかし、いつもワシを連れて行かぬのはなぜじゃ?」

 

そ、それは、大人の事情です…

 

だいたい、いつもこんなパターンで終わり…

 

こちらも、もっと早く紹介すべきでした… 後悔!

 

🐶「後悔ばかりの未熟者はさておき、

   今年もブログを読んでいただき、ありがとうございます。」


🐶「皆さん、よいお年をお迎えください。

    そして、来年も当館をよろしくお願いします。」

 

柴犬館長からの年末のご挨拶でした…