戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

昔話…

雪や氷の話ばかりなので、今日はちょっと昔の話を…

 

 

なぜ、当館の博物館にミンククジラの全身骨格があるのか…

 

もう30年も前のことになります…

 

🐶「戸隠村の時代じゃな…」

 

一人学芸員として勤めていた頃の話…

 

クジラの骨の破片しか出土していないので、

 

展示の目玉として、クジラの骨が欲しい! 

 

関係各方面にお願いをしました…

 

そうしたら、日本鯨類研究所から調査捕鯨のミンククジラなら提供できる、

 

とのお話をいただきました…

 

しかし、自分たちで運ばなければなりません…

 

予算面など、いろいろ障壁はありましたが、そこは突破…

 

ユニック車を借りて、博多港へ取りに行きました…

 

当時の地質化石館だよりから抜粋…

 

 

戸隠を朝4時半に出発、翌朝 博多港の日新丸に横付けして、骨を積み込み…

 

その日のうちに、滋賀県まで移動…

 

翌日、戸隠までかえってきました…

 

 

戸隠で、畑の中に穴を掘ってもらい、そこに収納…

 

1年間埋めました…

 

博多港から掲げて帰ってきたとき、化石館の旗は、ボロボロです…

 

若かりしころのMさんや、柴犬館長秘書の写真もあります…

 

その後、掘り出し…

 

村の社会体育館で展示しました…

 

 

「骨の動物園」 鯨、山に登る…

 

てな、タイトルで皆さんにも見ていただいたのが、1995年11月のこと…

 

それから30年もたってしまいました…

 

🐶「秘書は年取ったが、クジラの骨は貴重じゃ…」

 

若かりし頃の、武勇伝なのでしょうか?

 

今では、できそうもありません…

 

 

🐶「当時、ご協力いただいたみなさんに感謝じゃ…」

 

なかなか、発信できなかった情報です…

 

🐶「なぜ、そこにそれがあるのかは重要な情報じゃ…」

 

反響があれば、昔話も続けたいと思いますが、

 

皆さま、いかがでしょうか?

 

今日のところはこの辺で…