戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

3月5日 啓蟄…

今日は3月5日、今年は今日から啓蟄だそうで…

冬ごもりをしていた虫が、暖かくなってきて地上に出てくる頃とのこと…

 

しかし、昨晩、南岸低気圧が日本列島を通過し、

べちゃべちゃした重い雪が15㎝ぐらい積もりました…

 

午前10時ごろから、雨が降り出しました…

 

今日もお客様はこないかなぁ…と思ったら、

道のコンディションが悪い中、お客様が来館です…

 

北の国からの移住者で、博物館がお好きとのこと…

 

🐶「わざわざ、ありがとうございます! 

    ちゃんとおもてなしをするのじゃ…秘書よ…」

 

仕事の合間をみて、玄関や学校資料室、大地の生い立ちコーナー

骨部屋などをちょっと解説をいたしました…

 

ほら貝なども吹いてみました…

 

🐶「よいぞ、秘書よ… また来ていただけるそうじゃ…」

 

日ごろのコミュニケーションが大事…

 

それがこの山間地の博物館を支えます…

 

そんなコミュニケーションの中から、いろいろな資料も集まります…

 

 

古いラジオです

 

電池入れも、電気コードもありません…

 

鉱石ラジオという代物…

 

 

こんなラベルが張られています…

 

いろいろな自然の鉱石をつかって、電波を受信するのだそう…

 

この中身を見るのはまた後日にいたします…

 

大正末期から昭和初期のものらしい…

 

 

🐶「これはレトロじゃ、鉱物をつかって電気をつかわないラジオをつくるとは…」

 

電気を使わないので、音の増幅ができません…

 

この資料には、ヘッドセット(ヘッドホン)がついています。

🐶「よき状態じゃ、しかも箱付き…」

 

こんなものが、世の中にあるとは…

 

ドイツからの輸入品でヘッドホンとしては、かなり古いものだと思います。

 

科学技術の歴史の上でも面白い資料と言えましょう…

 

詳しい方は、情報をください…

 

本来なら、太平洋戦争中の金属供出などで失われていたもの…

 

世の中のいろいろな波を乗り越え、今ここにあります…

 

いやはや、なんともいえません…

 

 

🐶「吾輩も、今朝の雪を乗り越え、パトロールをしたぞ…」

 

この雪の中、柴犬館長も頑張りました…

 

(わりと気温は高かったので…)

 

今日もおあとがよろしいようで…