戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

松本へ

連休の合間ですが、

現在開催中の企画展でお借りしている掛図の返却、

そして新しい掛図の借用のため、

松本市の国宝旧開智学校校舎へ行ってきました。

 

新しい博物掛図はこちら

田中芳男選「動物第五 柔軟類多肢類一覧」(明治10年)です。

 

イカ、タコ、貝類、ヒトデ、ホヤ、サンゴなどなど・・・

シナノホタテの展示にもつながるかと、選びました。

色もきれいですし、じっくりご覧いただければと思います。

6月中旬まで展示の予定です。

 

さて、この借用は往復4時間弱のドライブでした。

今回は運転手もいらっしゃるので、心強いです。

お天気もよく、春の景色を眺めながらで、

写真を撮る余裕がありました。

 

鬼無里の棚田から、残雪が残る戸隠連峰西岳

 

小川村のリンゴ畑ではリンゴの花が咲きだしていました。

 

犀川を渡る橋から、

白いアルプスを背景に安曇平で存在感のある有明

山の上が平の山で、色々な伝説があるとか・・・

 

観光客のかたがたもこうした信州の絶景を楽しんでいらっしゃるようでした^^

 

さてその帰り道、博物館へはもう5分という県道を走っているとき

道路の法面で驚くものが目の端に入りました。

 

この垂れ下がる特徴的な穂は!!

 

思わず声をあげましたが、

昼休憩も無く車を走らせる職員を休ませるためにも、

とりあえず一度博物館に戻ったほうがよいと判断し、

そのときは通過して、

昼食をとってから、再度一人で確認にいきました。

 

やはりタヌキランですね。

日本海側の多雪地域の山中の湿った岩壁などに生育します。

戸隠では、最高峰高妻山への登山ルート沿いで見ますが、

まさか道路端に群生しているとは驚きました。

 

確かに水が浸み出てはいますが・・・^^;

 

このふさふさの花穂がタヌキのしっぽとのことです。

 

運転していただいたおかげで、思わぬ発見がありました。

ありがとうございましたm(__)m

 

集落の中では、キジ♀にもであいまいた。