戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

奥社の杜へ

今日は戸隠のボランティアグループの調査のお手伝いで、

奥社の社叢林へ行ってきました。

 

随神門から奥の参道沿いの100m×500mの範囲で

直径5センチ以上の木を全て計測するという毎木調査です。

15年前の2010年に始めて、5年ごとに実施、

今年は4回目の調査となりました。

 

参道を歩く参拝客に見守られながら

杉並木のスギの計測をしたり

 

 

ササ藪をかき分けて奥に入り込んだり・・・

 

なかなかハードな一日で、いい汗をかきました^^

 

この調査によって、杜を構成している木の種類や

木々の成長具合(良いも悪いも)がわかり、

今後の杜の管理をしていく上での基礎的な資料が得られます。

 

さて、個人的にはこの春、初の奥社の杜でした。

戸隠の中でも一番雪深い場所ですので、

まだカタクリキクザキイチゲが咲いていて

早春の空気を味わうことができて、楽しかったです。

 

カタクリが倒木の上に咲いているという状況は

初めて出会いました。

下向きの花の中をのぞかなくても見られてラッキー!?

 

私の一押しの春の杜の花、オオユリワサビ!

 

加えて今日は、トチノキの芽吹きがかっこいい!と人気でした。

 

この調査、真夏の繁忙期をのぞいて秋まで続きます。

普段は入らない参道の奥地へ入り込む調査です。

杜との密な一年が始まりました^^