長野市内にはいくつかの地質関係の天然記念物があります…
その一つが、長野市豊野 観音山にあります…
「観音山麓豊野層褶曲構造」
なかなか長い名前です。
盆地側に急傾斜で傾いています。
そこで、県林務部で防災工事がおこなわれています。
崖をきれいにして、豊野層が観察できるようになったので、
豊野層に関心のある皆さんと見学に行ってきました…
日曜日のことです… 雨上がり後でした…

砂や泥の地層がみえます…

細かい粒でできたリズミカルな砂・泥互層です…

急斜面のため、雨が降ると、ドロドロで滑ってしまいます…
1人でいくのは危険ですが、みんなでみると怖くない…
その南側では、急傾斜になっています…

70度から80度の傾斜で、長野盆地側に傾きます…
長野盆地西縁断層の関連で、地層が褶曲しました…

崖の南側(右端)では、さらに扇状地性の礫層が見られます
南郷(みなみごう)層と呼んでいます…
ここは、長野県を代表する第四紀層の模式地なのです…
天然記念物に指定されたのも、こうした地学研究が進んだため…
しかし、なかなか謎の多い地層たちです…
この謎がとければ、長野盆地の生い立ちがもっと詳しくわかるはずです…
しかし、だんだんと観察できる露頭がすくなくなっているのも事実…
こうした工事の合間に見学できるのは、大きなチャンス…
県の林務部の皆さん、市文化財課の皆さん、工事関係者や地元のみなさん
ありがとうございました…
以上、ご報告まで…