戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

工事現場を覗いてみた…

国道沿いで、落石防止の工事が行われています…

 

戸隠地区の南部、上祖山地区です…

 

 

常盤橋のすぐ東側です…

 

気になって車を停めてみると、

 

崖が見えました…

 

 

やがてコンクリートにまかれてしまうか、金網をかぶせてしまうのでしょうから、

 

見ることができるうちに見たい!

 

そこは地質屋としての本能です…

 

 

地層が上下に分けられそうです…

 

下位の地層は、裾花川の運んだ礫層のようです…

 

インブリケーション(瓦覆状)が見られ、少し丸い礫がゴロゴロです…

 

この高さを裾花川が流れていた証拠(段丘礫層)でしょう。

 

 

ちょっと紫がかった部分より上の地層は、

 

角ばった礫が大半で、一気に流れてきたもののようです。

 

 

←より上の部分は、崩壊堆積物のような感じがします…

 

 

 

長年、この地区の生い立ちを考えてきたのですが、

 

その証拠になるかもしれません…

 

🐶「ムムムっ! ひらめいたのじゃな…秘書よ…」

 

 

まだまだ、証拠集めをしないといけませんが、ちょっとおもしろいです。

 

🐶「やっぱり、崖は覗いてみるものじゃ…」

 

見てみないと、何が起こったのかわかりません…

 

いろいろ見ていきたいと思います。

 

初夏の花、マムシグサも咲き始めました…

 

今日のところはこの辺で…おしまい