戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

竹の開花のその後

先日、休みをもらって帰省してきました。

去年の春に開花した淡竹(はちく)のその後も気になります。。。

 

全体に黄ばみが強くなりました。

 

去年はわずかながらタケノコが出たのですが、

今年はそれもなく、

わさわさと細い竹が顔を出しています^^;

 

そして、それらにも花が咲いています・・・

(ぶら下がっているのは雄しべ)

地下茎に残る余力を使い切ろうとしているのでしょうか?

執念を感じますす・・・

 

奥には竹密度が薄い場所もあります。

じつはこのあたりには17年ほど前までケヤキの巨木がはえていて、

暗くて竹も生えていなかったのです。

その木を切ってから、

お隣にいた細い篠竹(たぶんアズマネザサ)がすぐに勢力を拡大、

踏み込めないほどになったのが、

10年ほど前に開花し枯死。

その残骸が今も残されています。

 

そこへ淡竹が進出してきたものの、去年の開花でストップ!

そのうち離れた場所の孟宗竹が進出してくるのでは、

と予測していましたが、

今年、早速顔を出して、立派に成長していました。

(写真中央、タケノコの皮が根元に残ったもの)

 

展開が早い早いっ・・・!

 

これからも、お隣に迷惑がかからないように

見守っていきたいと思います。

 

 

さて、今回の帰省では、兄弟の休みと重なったので、

半日ドライブに連れて行ってもらいました。

 

あこがれの狛犬にご対面です!

 

参道に向かって右側にオス

 

左側にメス

二匹の仔どもも一緒です。

 

「飛翔獅子」という様式で、雲に乗って飛んでいるのだそうです。

さらにふつうは、狛犬の対はオス・メスというわけかたではないはずですが、

それも独自設定なのでしょうか?

お母さんにはおっぱいもちゃんとあります^^

(ではオスは・・・?と覗いてみたりもしました)

 

おかげで楽しい帰省となりました。