戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

柴犬館長秘書、再び江戸へ その2

柴犬館長を置き去りにして、江戸両国界隈を散歩している秘書…

 

スタートは、ここJR総武線 両国駅

 

 

そのすぐ裏手には、国技館です… 

 

立ち寄りたかった江戸東京博物館は改修で休館中です…

 

 

🐶「武道館の屋根には玉ねぎじゃが、国技館の屋根はなんじゃ?」

 

近くには隅田川… 水上バスもにぎわっています…

 

 

秘書が子どものころ、隅田川は汚染が進み、臭かった思い出がありますが、

 

下水道の発達で、今はきれいになりました…

 

 

佐久間象山先生の弟子、坂本竜馬の師匠である勝麟太郎(海舟)先生 生誕の地

 

江戸城無血開城の立役者でもあります…

 

両国公園の一角にありました…

 

 

この人の像も設置されている場所があります…

 

忠臣蔵で有名な敵役 吉良上野介の像…

 

 

吉良邸の一部が残されていました…

 

「時は元禄15年12月14日、本所松坂町の吉良屋敷、響き渡るは山鹿流の陣太鼓…」

 

てな、講談の一説が思い出されます…

 

 

昔は、12月になると必ずドラマ化されていました「忠臣蔵」… 昭和ですね…

 

その本物の舞台がここにありました…

 

 

芥川龍之介の文学碑や…

 

 

日本海軍の駆逐艦「不知火」(初代)の錨まで残されていました…

 

日露戦争当時の駆逐艦のものです…当時は326トンの小型艦でした…

 

両国小学校に寄贈されたものだそうです…

 

 

こうして両国の周辺散歩を振り返ってみると、

 

みんな戦いに関するものばかりでした…

 

🐶「不思議じゃな、戦いに関するものが歴史になるのじゃ…」

 

🐶「それだけ、人間は争いが好きなのかもしれぬぞ、柴犬族とは大違い…」

 

うむむむっ… ちょっと複雑な気持ちで、今日はおしまい…