戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今日も飯綱山・・・

昨日と一昨日は戸隠スキー場を散策、

今日は飯綱スキー場跡地で植物観察会。

じつは戸隠スキー場も飯綱山にあるので、

3連続で飯綱山めぐりです^^;

 

今日はユウスゲ保全活動をされている現場を

散策させてもらいました。

4月の観察会の中で、ユウスゲの株に棒をたて、

マークする作業を行っています。

(今年は最終的に総数2000本以上になりました!)

株が年々、着実に増えていることがわかりますし、

棒があるのでワラビ取りの人に踏まれない、

というメリットもあります。

 

ユウスゲは夕方に咲いて朝にしぼんでいく半日花です。

今日は朝から暑く、あまりいい状態のものは見られなかったので、

先日の下見の時の写真で失礼しますm(__)m

ぜひまた、夕方にお寄りいただければと思います。

 

夏の高原を代表するミヤマシシウド(セリの仲間)。

3メートルを超える大きなものも林立していました。

 

地味ですがきらりと輝く存在感

トウダイグサの仲間、タカトウダイです。

 

さて、この場所をフィールドに

ユウスゲの調査や保全活動を精力的に続けていらっしゃるのが

市内にお住いのWさんです。

本来の専門は昆虫で、ユウスゲに注目したのも、

ユウスゲが食草のカミキリムシを調べたいからです。

今日もワラビやススキを刈り取るなどして手をかけた場所で

ユウスゲが増えていることを教えていただきました。

 

広いゲレンデですので、調査のためにこの春からドローンを導入されたそうです。

上空からの撮影の様子も見させてもらいました。

 

にこにこしながら穏やかにお話しされますが、

熱量の高さをひしひしと感じます。

目指す目標が達成されることを

微力ながら応援させてもらっています。