戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

スズメバチのお知らせ

今日から10月

この時期は毎年スズメバチを心配します

 

今年はないな~と思っていましたが

先日 こどもたちと歩く地層のルート沿いに発見

 

幸い大きな倉庫にあり 

巣とは距離が取れるので 

こちらから悪さしなければ 

襲われることはなさそうなので

とりあえず 問題はなし

 

 

そして

博物館の敷地周辺でも 

発見してしまいました;;

しかも 2つ・・・

 

今年は多い年だったか><

普段歩かないところなので 気づかなかった><

 

1つは

体育館の壁に空いた穴

 

かつて 校舎から体育館に向かう

渡り廊下があったのですが

その屋根の梁が朽ちた部分に穴が開き

そこに巣くった模様

そこには どうやら チャイロスズメバチ

 

場所によっては 希少種だというやつで

特殊な生態を持っているスズメバチ

 

キイロスズメバチモンスズメバチの巣を乗っ取って 

何も知らない 乗っ取り後に羽化した働きバチにも手伝わせて

働かせる恐ろしいスズメバチ

 

こいつは攻撃性が高い子なので

あまり巣に近づくのもだめですよ

 

特にこれからの時期は

次期女王バチ育成期間のため

働き蜂たちも殺気立っています

 

もう一つは

チャイロスズメバチの巣から

10mほど南にある扉のそばの うだつ みたいな壁

そこと2Fの窓の下の継ぎ目に小さく開いた穴 見えるかな?

そこから キイロスズメバチ が 出入りしています

こちらも壁の中なので その全貌は不明

 

 

とりあえず

2つとも 旧体育館 東側 と

プールとの間あるので

まとめて規制線を張ってあります

 

北側は 体育館とプールを閉鎖

巣がある穴が見えています

 

南側は

リアカーからビニールひも伸ばして規制線をはってあります

 

みなさま 来館の折には

規制線を突破して 進まないでくださいね

 

 

ほかにないか 順次 巡回していきますが

見つけた時には大きくなっているのが

スズメバチの巣

 

この後 館周辺で行う

野外のイベントは少ないので

基本ここでは近づかないようにするだけです

 

なので 館周辺で探索する場合は

攻撃されたと思われないように

注意して行ってください

 

 

特に今年は

ハチ以外にも ヘビも 元気ですので^^;