戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

昨日は昨日、今日は今日…

昨日は、奥社の杜の毎木調査に参加してきました…

 

個人的には、地質・地形調査でもありました…

 

戸隠神社奥社の杉並木周辺の杜をあるき、

胸高直径5㎝以上の木を調べるというもの…

 

 

奥社へ参詣する方々の注目を浴びつつの調査でした

 

奥社への参詣客はすごいものです…

 

当館にも、こんな賑わいがほしい、と思いつつ歩きます…

 

 

しかし、森の中へ一歩踏み込むと、こんなに大きなミズナラの巨木があります…

 

 

ブナの木の表皮には変なキノコが… ツリガネタケとのこと…

 

 

こちらは幻想的なミドリ色… ワカクサタケとのこと…

 

 

ホコリタケの仲間らしい…

 

午前中は霧の中で、肌寒い思いをしながらの調査…

 

5年おきにこの調査をやっています…

 

雪で倒れてしまい、なくなってしまった木もいれば、

 

この間に成長して、リストに加えられた木もいます…

 

🐶「樹木の国勢調査みたいなもんじゃな…」

 

転んだり、滑り落ちたりしながらの調査で、疲れます…

 

🐶「ジイ、体をいとえよ…」

 

閑話休題

 

今日は今日で、保育園へ…

 

長野県で実施している、

自然の中での保育を全国の皆さんにみてもらうという大会で、

戸隠が視察先に選ばれました…

 

子どもたちが活動する様子を見学…

 

 

県内最大級のカツラを見学…

 

鎌倉時代親鸞聖人が使った杖が、この木の始まりとの伝説があります。

 

 

子どもたちが「ヤッホーの丘」と呼ぶ場所では、こだまが響きます…

 

一生懸命、大声を出す子どもたち、これはこれで元気をもらいました…

 

今日はお天気も良く、楽しめました…

 

🐶「よかったのう、今日は晴れて…」

 

 

今朝の視察で、柴犬館長と見た月  荒倉山の上に十八夜の月がぽっかりと…

 

今日もおあとがよろしいようで…