戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

慌ただしい同行者

昨日は休みをもらい、秋晴れの中、植物園を散策しました。

 

入口の緑が池です。

紅葉は終盤で、カラマツが色づいていました。

 

さわやかな森でした。

 

ヤマボウシの赤が青空に映えます。

 

この日、一番の目的は木の実を食べに戸隠に寄る旅鳥や冬鳥です。

私にしては珍しく、ちょっと望遠がきくデジカメを持参して散策。

 

ナナカマドの赤い実をついばむツグミ

 

お腹がいっぱいになったのか、寒いのか

直立不動で動かない、マミチャジナイ・・・^^

 

さすが戸隠の鳥は人慣れしているようで、

カメラマンに囲まれても、どこ吹く風で餌を食べ続けています。

 

さて、春にはミズバショウが咲く湿地の木道を歩いていた時、

近くの繁みでがさごそと音がしました。

 

ネズミよりは大きいサイズ感の音です。

見ていると、飛び出したのは・・・

 

イタチ!!

5メートルくらいの距離です。

 

繁みに隠れつつ、こちらを凝視しています。

N〇Kの某自然番組で、

「イタチは警戒心が強く、なかなか会えない」

と言っていたことを思い出し、

この好機を逃さないよう、カメラをかまえます。

 

目がらんらん!

あと10センチ背が高ければもう少し顔が写っただろうな~と

ちょっと残念に思いながら、その場を離れました。

 

それから30mぐらい木道を歩いて、鳥を探していると、

また近くで落ち葉を踏む音がします・・・

 

カメラを構えると、飛び出してきました!

 

そのまま、遠くに行くでもなく、

ずっと同じぐらいの距離を保ち、

繁みや木の裏に隠れながらも、ついてきます・・・

 

時々、目立つところで一瞬止まってくれますが、

カメラマンの腕が悪いので、うまく撮れません;;

 

木道の上をわたるときは、ピントが甘く、

 

ピントが合った時は、全身が写らず・・・^^;

 

私以外にもカメラをもった人が数人集まってきて、

思い思いに撮影会が行われ、

なぜか私が感謝され、お開きとなりました・・・

 

夜、写真を整理しながら、

こうして野生動物は人馴れしていくのだろうか・・・

とちょっと複雑な心境になりました。

 

そのためでしょうか、夜に見た夢の中では、

とある学校の敷地内にツキノワグマが現れて、

2階にいる私が下を歩く人に、

 クマがいる! 気を付けて!!

と叫びました。

 

我ながら、なかなか興味深い体験でした。

 

とりあえず写真はいずれ展示などにいかされることでしょう・・・