戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

3月6日 昔を想う!

今日も午前中は、日差しが届きました…

 

春を感じる日となりましたが、午後から天気は下り坂です

 

お昼ごろ、ネタをさがしに外をうろつくと…

 

蝶々がはばたいていました…

 

 

テングチョウのようです… 早くから出てくるチョウとのこと…

 

🐶「やはり啓蟄じゃ…」

 

 

ふと脇をみると、フクジュソウも満開状態です…

 

その横に、石碑がありました…

 

 

柵中学校の跡地を示す石碑です…

 

その校章は、麻の葉を用いています…

 

戸隠や柵、鬼無里は、かつて麻の産地でもありました…

 

大地が隆起し、高冷地となり、コメがよくできない場所なので、

 

春から夏にかけて麻を育て、お盆に刈り取り、乾燥させ、

 

冬場に糸に紡いで、麻糸を製造していました

 

冬場は雪が多く、紫外線を利用して白くし、

 

特産の麻糸として高く売れたそうです…

 

 

この博物館の前進、柵小学校の校章も麻です…

 

 

先日、入手したキーホルダーも麻の葉のようです…

 

🐶「いつの時代のものじゃ… これは…」

 

戸隠バードラインの開通直後のものじゃないか、と思っています…

 

麻を刈り取った後の畑で育てたのが、ソバです…

 

戸隠ソバのルーツは麻の栽培にあり…

 

大豆や麦なども交え、ローテーションで栽培をしていたようです…

 

 

昭和4年発行の長野県の地図帳の中に、ちゃんと「大麻」「蕎麦」の文字が…

 

大地の特性を生かした産物が、特産品なのですね…

 

それを支えているのが、大地の成り立ち…

 

今日もおあとがよろしいようで…