戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

桜前線をおいかけて

昨日の休館日は晴天で気温が急上昇。

長野の気象台で25℃を超え、今年初の夏日となりました!

午前中は近所を歩いて散策です。

 

春の陽気と残雪の戸隠山にうっとり^^

畑作業にいそしむ農家さんの姿があちこちで見られました。

 

林の中では春植物の一種、キクザキイチゲが満開。

 

早い場所ではニリンソウも咲き始めていました!

 

そして午後は、植物の大先輩のお誘いを受けて

裾花川沿いに下り、長野市街地へ。

お目当ては、県庁裏の旭山のふもとのカタクリ群落です。

 

先週金曜日が満開だったそうで、

ちょっと痛み始めていましたが、、、

 

フレッシュなものもまだ残っていて、

ゆっくり楽しめました^^

 

気温の上昇に伴って、

市街地のサクラ(ソメイヨシノ)は満開を迎えたそうです。

 

カタクリ群落の近く、裾花川沿いでは、

ソメイヨシノのピンクとヤナギの芽吹きの黄緑色とで

淡い春の色の共演です。

 

帰り道は桜前線を追いかけるかたちになります。

 

3キロほど戸隠側へ進むと、まだ2部咲きほどです。

 

 

裾花川の対岸の菜の花がきれいな場所です。

 

その近くで、小さな花を咲かせる野生のサクラの仲間

チョウジザクラが満開でした。

 

さらに進んで桜前線を追い越し、戸隠へ。

ソメイヨシノよりも早くに咲く

エドヒガンの枝垂れ桜のようすを見に、寄り道をしました。

 

さすがに早かったです^^;

 

が、開花宣言ができるぐらいには咲きだしていました。

 

このお宮は裾花川を見下ろす位置にあります。

10年ほど前の土砂崩れ以降、行くことがなくなった

「奥の露頭」も遠くに見えました。

懐かしい!

 

博物館へむかう分岐をこえていつもの通勤路に入ると

フサザクラの花が咲いていました。

名前に「サクラ」がつきますが、

樹皮がサクラに似ているというだけで、

サクラの仲間ではありません。

花びらもなく、赤い雄しべが目立ちます。

地味ながら、なぜか気になる木です。

 

そして本日。

昼頃から冷たい雨となりました。

 

満開のウメが濡れそぼっています。

つぼみのソメイヨシノ。

前線が戸隠へやってくるまでは、もう数日かかるでしょうか?

 

 

おまけ、

昨日は県内の多くの小中学校で入学式が行われました。

戸隠小学校では黒板アートの新作が

子どもたちを迎えてくれたはずです!

 

先月末に、たまたま学校へ寄らせてもらったところ、

ちょうど新作が出来上がったところでした!

子どもたちが前に立ち、翼を広げた姿になって

完成するそうです。

 

作者さんの顔出しの許可をいただいたので、掲載します^^

 

今回は、ご本人によるサインも書かれていました。

いつも素敵な作品で楽しませてもらい、

ありがとうございます!!

 

博物館でも一昨年の企画展で描いてもらっています。

アートで始まる石ころ展! - 戸隠地質化石博物館の日記