戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

1年を振り返って その2

本日は、今年最後の営業日です。

来年の干支「馬・午・うま・ウマ」にちなんだ標本類を

ロビーに展示しました。

なぜ、カブトガニなのかって? 

興味のある方はお出かけください。

さて、昨日の続きをお読みください。
館に関わったみなさんの感想文です。


(M.K. 団体職員)


動物の標本づくりにはいつも新しい発見があり、またそれを他の人に伝える喜びが
あります。こうした博物館が市内にあってありがたいかぎり…。 でも、もっと近所
であったらいいなぁ、と思いながらの通いです。
「今日は○○の皮をむくぞ!」とここに来ても、帰りにはそれ以外の「情報」をもち
帰ることができるのもすごい所です。そしてそれらの中のつながりにはいつも驚かされ
ます。来年もよろしくお願いします。


(K.O. 臨時職員)


 博物館にはいろんな物があり、いろいろな人が集まる場所であることを知りました。
人と人との繋がりの不思議さ、みんながどこかで繋がっている。来る者は拒まずの懐の
深さでしょうか。普通に生活していたのでは出会う事がなかったであろう人たちに会う
事ができ、話を聞けたことはとても貴重な体験でした。
 朝のミーティングや一緒に昼食をとるというのも新鮮でした。互いの仕事を理解したり、
協力したりする上でそういう時間を持つことがとても大事だと思いました。


(M.N. 臨時職員)


 ここのキーワードは「人」です。まず、一緒に仕事をする人がいることのありがたさ!
仲間に支えられての資料整理でした。次に地域の皆さんとのつながり…。「わからないこと
があれば、まず博物館に聞く!」戸隠ならではの雰囲気ができていました。長年の努力の成果
だと感じます。ここをいつも気にかけてくださる方々の存在にも感謝です。
 そして、来館者とのふれあいが印象に一番残りました。お客さんや子どもたちとの会話が
楽しかったと同時に、自分の至らなさを痛感。まだまだ勉強が必要ですね。


今年もいろいろあった一年でしたが、静かに終わろうとしています。
このブログを読んでいただき、ありがとうございました。


また、来年もよろしくご愛読ください。お願いします。
そして、館のほうにもお出かけください。
では、また来年1月4日にお会いしましょう。