戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

寒いのか暖かいのか・・・

この冬は早くから「例年にない寒気」「大雪に注意」という言葉を

よく耳にしていました。

確かに先日20日大寒の初日のように冷え込む日もありましたが、

晴れの日も多く、暖かい日差しにも恵まれました。

トータルでみると積雪量が平年以下 と

戸隠スキー場の関係者はこぼしているそうです・・・

 

そんな人の感覚よりも、あてになりそうなのが春をまつ植物。

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昨日すでに、フクジュソウが開花していました!

このご近所でいつも一番に咲く場所のものですが、

斜面で日当たりがよく、雪どけが早かったようです。

驚きです。じつは今年はやっぱり暖かいのかな??

 

しかも今日は昼から雪でなく雨降り。

ちょっとずつ垂れ下がりながらも残っていた

旧館の北西側の屋根の雪が・・・

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昼には健在だったのですが、

 

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3時すぎに轟音とともにとうとう落ちました・・・!

下のプレハブはなんとか無事でした^^;

 

さてこの冬も折り返し地点です。

これから南岸低気圧由来のドカ雪も心配されます。

寒さも雪もほどほどに、と切に願いますm(__)m

 

 

どこまでみえるかな?

昨日は大寒、朝から晴れ、放射冷却で厳しい寒さとなりました。

 

戸隠では-10℃以下に…

 今朝も-7℃ほど…

 

そのため、トイレが凍結してしまいました。

 

うーん、しょうがないなぁ (+_+)

トイレでストーブを炊いて、氷を溶かすか…

 

2時間ほど焚くと、ようやく水が出ました… (*^_^*)

 

午前中のミッションは完了です!

 

 

昨日は、別のミッションが発動していました!

 

高気圧におおわれ、必ず晴れる!と見込んだので

 

戸隠山はどこまでみえるのか、ということにチャレンジ!

 

 

 

ここからなら見えるかも…という場所に出かけました。

 

北佐久郡立科町 山辺 権現山

 

ここには、九頭龍の伝説が残っており、

戸隠に関係していたというお寺も存在しています。

 

権現の湯という温泉もあります ♨

 

事前の調査では、戸隠山が見えるかなぁ…という予測

 

実際に行ってみました!

 

空気が澄んでいたので、高妻山をはじめ戸隠山がばっちりと見えました!

 

オッ-!感動!

 

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権現山の山頂には、九頭竜をお祭りした神社があります。

 

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この山頂から、戸隠山を遥拝したのでしょう!

 

この地と戸隠は、いろいろなつながりがあったようです。

 

信州地質学の祖、五無斎保科百助も、この地の出身…

津金寺には、彼を偲ぶ石碑もあります。

 

これらについては、また後日…

 

天気が良いので、帰りの道中でも、戸隠山が見えたり、隠れたり…

 

坂城町力石(ちからいし)からみた戸隠…

 

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だんだんと、その存在が大きくなっていきます。

 

丁度、千曲川が浸食した谷地形と、戸隠山の方向が合致しているので、

 

標高733mの権現山からも、よく見えるのですね。

 

この南東方向の先には、もっと何かがあるに違いない…

 

そんな、妄想がちらついています。

 

この次は、どこをめざそうかなぁ…

 

 

追記

そうそう、権現山の公園には、九頭龍様にちなんで、

龍の遊具が鎮座していました。

 

この発見にもちょっと感動!

その遊具のてっぺんには、立派なお顔があります。

 

浅間山をにらんでいるとか、いないとか…

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皆様もぜひ、お出かけを!

やってみたいと思うけど マネしないでね

今日は冷えました

出勤時に見かける温度計が ―7℃ を示していました

 

館内もさむくて

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窓に氷が><

 

思えば 去年のこの時期は雪がなくて

1月末に予定していた雪あそびイベントは

内容を変更して開催しました

 

今年は寒いだけでなく

雪の心配もまったくなし

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放射冷却だった昨夜は 雪は降らず

寒いけど 動物たちは活発に動いたらしく

足跡がみつかりました

 

全体が見渡せるかなと

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2Fのベランダからとってみました

 

よくみると

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池の上を渡っていました

みなさんはマネしないでくださいね

 

タヌキやネコは 普通5,6kg

デブネコさんでも10㎏

ニホンザルの重い子でも15㎏です

 

人はそれと比べるとかなり重たい動物です

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体育館の方からやってきて

垣根越しに 池を渡り

鳥小屋を物色して

池によりつつ垣根を抜けて

また 体育館の方に戻っていったようです

 

かなり頻繁にこの辺を歩いているようですので

今度鳥小屋にカメラを設置してみようかな?

さて

先日 地元の方からお電話で

イヌの散歩道にシカの死体を発見したとの通報が

 

散歩道なら取りに行こうと

現地に向かうと

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この手前まで除雪されていましたが

その先はこんな状態^^;

 

これが散歩道・・・

 

とりあえず進んでみましたが

何の装備もない状態では途中でひざ上まで沈み

一歩歩くのも大変><

ってことでその日は断念

 

翌日装備を整えて再挑戦!

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その日はお天気も良く^^

絶好のスノーハイク日和!

 

動物たちの足跡も多く

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うさぎ や

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キツネ

テンやイタチなどが観察できました

もちろん散歩されているイヌのものも

 

前日とはうって変わって楽しく進むこと30分

 

連絡いただいていた距離に達したところで

周りをよく見ると

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!!!!!!

 

ちょっと道から外れたあたりに見えました

画像中央の木の根元です みえますか?

 

  ピンクテープの手前側が歩いてきた道

 

近づいてみると

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いました!

ストックの青い部分が135㎝なので

立派なオスのシカです

 

外傷もないので死因はわかりませんが

木の下に座り込んだ状態で亡くなったようです

 

動かすと凍っておらず 

チルド保存で状態は良好な様子

 

でも

さすがに雪道を一人では運べないね

せっかく連絡いただいたので

標本にしたいところだけど・・・

さてどうしようかな

体験!郷土料理

博物館わくわく入門の中で開催された郷土料理作り。

コロナ禍のため、一緒に食べることできないため、

持ち帰ることができる戸隠の冬の郷土料理にチャレンジしました。

 

お正月あけ、15日までに神棚にお供えするおやき

「福まるめ」(別名 福じゃのこ)

 

今回は中に小豆餡、カボチャ、切り干し大根を

それぞれ入れました!

 

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カボチャが大好き!という男の子は、

お母さんと一緒にカボチャをつぶす係。

小麦粉をこねた皮の中にあんを包んで、蒸しあげれば・・・

 

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あつあつ おやきの出来上がり(^O^)/

 

もう1つ、お釈迦様が亡くなられた日

(2月15日か3月15日。旧歴か新暦かはお寺によります)

に食べる長野の郷土料理、やしょうま も作りました。

 

こちらは上新粉をこねて、カボチャや豆、黒ゴマで色どりを。

形を整えて、蒸しあげて完成です!

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カボチャは男の子の提案で星形にしたかったのですが、

5本のはしではさんでできた形は、はたして・・・

切ってみてのお楽しみに^^

 

お料理男子の活躍で、楽しく作業ができました。

ありがとうございます。

 

こんどは出来上がった料理を皆さんと一緒に食べれるといいですね。

 

そうそう、

作業しながら、窓の外に見える木がきれい!

と話をしていました。

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(↑これは別の木ですが)

そうなんです。枝についた雪がきらきら輝いてきれいなんです!

冬枯れの木が雪のおかげで5割増し すてきに見えます^^

謎のトンネル…

昨年からちょこちょこと、この封鎖されたトンネルを調べています。

 

 

トンネルの石材をきっかけに、謎が見る見るうちにほどけていきます。

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さあ、どこでしょう!

 

これで場所がわかったら、長野検定1級ですね! (^O^)/

 

調べてみると、この背後に、ある建築家の存在が浮かび上がってきました。

 

 

この冬、物語が繋がり始めました。

 

うーん これは面白い…。

詳しくは、またの機会に紹介します。

 

このトンネルが使われていたころの様子も見つけます…

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レトロな雰囲気です。

いつのものかって?

 

 

国民学校と呼ばれていた、昭和18年の撮影です…

 

 

 

 

 

閑話休題

 

今日は午前中から強い雨が降り、

戸隠では、その後湿った雪に変わりつつあります。

長野市街地では、どうなのでしょうか?

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一昨日、昨日は暖かかったのですが、

このところ、寒い日が続いていました。

 

柴犬館長も、だんだんと寒さに弱くなったのか、

根性がたるんできたのか…

猟犬の血をひく、誇り高きイヌらしからぬ行動が目立ってきました。(-_-;)

 

朝、秘書がお迎えにあがると、温風ヒーターの前だったり、

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タツで寝転んでいたり、

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ぬくぬく、ゴロゴロしています。

 

「館長、日本犬の誇りはどうしたのですか?」

 

「あわてない、あわてない…」

 

「いいんですか、その行動、ちょっとたるんでませんか?」

 

「一休み、一休み…」

 

「ひょっとして、あなたは一休ですか…(# ゚Д゚)」

 

 

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確かに夜明け前の修行、いや視察は、厳しいですよね…

しかも、裸足で、全裸…

 

諏訪湖が凍るくらいなんですから…

 

ちなみに、博物館の標高は、諏訪湖の湖面とほぼ同じ約750m

視察場所は、標高920m付近でございます。

 

そう言いながら、毎日、朝の視察を続けております。

館長も凍った路面で滑ることが多いです。

さすがに転びはしませんが…

 

 

 

 

 

ゆるんでくると・・・

3月下旬並みに気温が上昇!

窓越しにぽかぽか陽気が背中を温めてくれます^^

 

すると昼前に外から、

 ドドドドドーーーーーン!!

と振動を感じるような大きな音が響きました!

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旧館の屋根の雪が落雪!!

北側は溶けずに積もったままだったのが、

一気に滑り落ちたのです。。。

いや~~ 驚きました・・・(*_*;

 

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もう半分も、いつ落ちるか・・・

 

それから約1時間後、昼休みに近くの郵便局から戻る最中、

アルプスの白い山並みを撮ろうしてカメラを出していたら、

またもや背後から

ズーーーーーー・・・・

と何かが滑る奇怪な音が。

はっと振り向くと、

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グランドの奥の公民館の屋根から、再び落雪!!

かまぼこ型の大きな屋根から大量の雪が、

やはり地響きをあげながら落ちました・・・

 

急な気温の上昇は危険が伴います。

気を付けなければいけません。

屋外だけでなく、屋内でも、です。

 

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廊下で危うくクモを踏みそうになりました・・・

 

元気に動き回る小動物を久々に見た気がします。

同じ館内で越冬する仲間かと思うとちょっといとおしいです。

踏まなくてよかった^^