戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

むし虫ムシ その2

台風の影響もあって、すっかり夏の蒸し暑さ。
むしむし・・・
にちなんで、また虫ネタです^^;


「いいものがいたよ」
と、見学中のお客さまに手渡されたのは、

カブトムシ!
どうやら飼育していたさなぎが羽化して脱走したようです。
館内で昆虫採集ができた、と楽しんでいただけたようで、なによりでした^^
いよいよ夏本番ですね。



この後はイモムシネタです(苦手なかたご注意!!)



職員がチョウの幼虫だといいな、と捕まえてきたのは、


スズメガの仲間でした。


驚いたのはこのおしりの突起。
近くで声を出すと、それに反応したかのように、ぴくぴく大きく振るんです・・・
「しっぽを振ってる!!」
と、犬好き職員のハートを鷲づかみしていました^^



最後もイモムシです。

こちらは先日、妙高のふもと、笹ヶ峰で見つけたました。
刈りそろえた毛並みがおしゃれなヒメヤママユです。


この毛に毒があるわけではないようですし、なぜこんなに毛深いのでしょう?
前のイモムシも、なぜ突起を振るのでしょう?
考え始めると止まりません・・・^^;