先日の日曜日に、宮崎県の高千穂町から戸隠にお客さまが来られました。
戸隠村時代に高千穂町と姉妹町村盟約を交わして今年で30年。
その記念に、高千穂でお祭りのときに舞う、夜神楽を披露してくださったのです。
高千穂と戸隠のそもそものご縁は、天岩戸(あまのいわと)開きの神話から。
天孫降臨の地、高千穂から飛んできた岩戸が、戸隠山になったというものです。
33番もあるという夜神楽の中でも、今回はその神話に関連した3場面を
舞っていただきました。
力持ちの神様、手力雄命(たぢからおのみこと)の舞
天岩戸を探しているそうです。
そして、天鈿女(あめのうずめ)の舞
天照大神を誘い出します。
しずしずとした優雅な舞でした^^
そして戸取りの舞!
天岩戸を投げ飛ばします!!
ここで驚いたのは、
扉が2枚あるということ!
「1枚は長野 戸隠村へ!」
「1枚は日向の国 阿波岐原(あわぎがはら)へ!」
そうか、扉は両開きだったのね^^
そんな温かいお心遣いがあるからこそ、
高千穂と戸隠との交流が30年も続いているのだと実感し
うれしくなりました。
舞も、天照大神(鏡)が現れて、めでたしめでたし
ぜひ、高千穂で夜を徹する夜神楽を見たいと思いました。
赤と緑の御幣、複雑な模様の切り紙、笛と太鼓のお囃子、
独特の雰囲気を現地で味わってみたい^^