休みを利用して実家に帰省、その足で、東日本大震災の被災地を訪ねました。
津波の被害は比較的大きくないはずの地域ですが、海沿いの惨状は目を覆うものがありました。
住宅は一階部分までの浸水であっても、住むことはできません。
一帯の家を取り壊しているので、基礎の部分だけが残っていました。
そして、近くの学校の校庭はがれき置き場。
うず高く積まれた「がれき」は、かつて住人の生活を支えていたもののはずです。
本当にせつなく、カメラを向けること自体が罪深く感じられました。
人の営みを一瞬にして変えてしまったそのすさまじい地球のエネルギーに、ただただ茫然です。
自分たちが災害と隣り合わせで日常を送っていることを、痛感させられました。