戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今年は秋に実や種についての企画展を予定しています。
もちろん野生の草木の実が中心なのですが、
普段食べている実や種も忘れるわけにはいきません。

というわけで今日ご紹介するのは、節分からすでに一週間ですが、
「いろいろな豆」です。

こうして並べてみると、色・形・大きさと様々で面白いです。
上の段は大豆の仲間。
一般的な大豆の他に、緑色の「青豆」と「丹波黒豆」もあります。
まん中の段の右側も大豆の仲間ですが、黒い模様が入っています。
馬の鞍をかけたようなので「くらかけ豆」と呼ばれる長野県特産の豆です。
その左側も長野県や北海道などの寒冷地でないと大粒のいい豆がとれない「花豆」です。
そして下の段がいろいろなインゲン豆の仲間
左から、まだら模様の「うずら豆」、赤い「きんとき豆」、白い「手忙豆」(しろあんの材料)、肌色の模様がはいった「とら豆」です。

見ているだけで宝石のようでうっとりしてしまいが、
展示するもの以外はしっかり味の特徴も確かめて、
ご紹介したいなと思います^^