戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

逃がした魚はでかい その2

お待たせしました。緊迫の次号です。


「何か怪しげなものが落ちている」との一報で、現場に到着!
散歩時に、イヌがここで異常に興奮するのだとか…


なので、大きな物体をぽいっと投げ落としたそうです。


探してみると崖の中ほどに、
動物の死骸というか「骨」が落ちています。

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ズームアップしてみると、シカの骨のようです。


雪も多く、降りるのは危ないので、回収はあきらめました。


「なぜ?」「ここに?」
いろいろな推理ができますが、ここではNG


その後、小学校からも遺体発見の一報が入りました。
こちらは「ウソ」 本物の「ウソ」です。

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この時期、桜の花芽を食い荒らす犯罪者ですが、
ガラス窓に衝突して首の骨が折れてしまっています。


さらに館のガラス窓にも、小鳥が衝突!
しかし、こちらは脳震盪程度だったらしく、
10分も介抱すると、無事に空に戻っていきました。


記録として撮影した画像をみると「ツグミ」です。


「食べればおいしいって噂の鳥なのに…」
こちらは複雑な気持ちでした。


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みんな春らしくなってきたことの証拠ですね。