戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

植樹

博物館がある柵(しがらみ)地域の方々が中心メンバーの
「尾倉沢古道の会」では、
荒れていた砂鉢山の登山道(尾倉沢古道)を整備し、
トレッキングの会を設けるなど、さまざまな活動をされています。
今年から、砂鉢山の山頂を中心にブナの植樹を試みることになり、
今日は植物調査をかねて、一緒に砂鉢山へでかけました。


ちょっと風が冷たかったですが、春の山は明るくて空気がさわやか。
ヤマザクラや春植物など、かわいい花があちこちで見られ、
外での作業には絶好の日和で、ちょっと得した気分になりました^^


古道の会のおじさんたちは平均年齢70歳ぐらいのかたがたですが、
フットワークは軽く、登山道の整備をしながら
要所要所にどんどんブナの苗を植えていきました。
この木が大きくなって、山のシンボルになるといいね、
などと話をしながら。


さて、古道の会では毎年砂鉢山トレッキングの会を行っています。
今年は6月9日(日)の予定です。
地元の方々と一緒に、戸隠の自然を満喫する楽しい登山会ですので、
ご興味のあるかたは、「尾倉沢古道の会」(電話 026-252-2529)へ
お問い合わせください。