昨日、茨城県のつくばへ出張をしてきました。
目的地は国立科学博物館の研究・資料収蔵施設も兼ねる、筑波実験植物園です。
入り口で出迎えてくれたのは、
自然に丸い形になったという大きなかんらん岩。
いきなり、国立のすごさを見せつけられました^^;
研究棟には上野に博物館がオープンする明治10年より以前の資料も保管されていて、
今回は、明治8年に戸隠山で採取されたトガクシソウ(トガクシショウマ)の
標本を見せていただきました。
140年近く前のものです! 感動しました。
(その写真は、春には常設展で公開しますので、お楽しみに^^)
さてさて、無事に仕事を終え、植物園内に寄ると、
カメラをかまえた人だかりができている温室が。
人並みの中央にあったのは、
「ハリー○ッターにも出ているマンドレイクの花が咲きました!」
という案内看板と鉢植えが1つ。
ヨーロッパでは根が薬になることで有名で、
魔法の材料になるとか、引き抜くと悲鳴をあげるという言い伝えもあります。
実物は、けっこう地味でした。
その特徴的な根がどうなっているのかが、非常に気になります。
収蔵施設の一部も公開していて、たくさんの骨格標本に見入ってしまいました。
日帰りで疲れましたが、色々な刺激をうける楽しい旅でした。