戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

霧下…

秋になると館の周りは、深い霧が立ち込めることがあります。

今朝も晴れとなり、深い霧が立ち込めました。
戸隠支所の近くから眺めると、こんな感じです。
(この画像は10月7日朝に撮ったものです)


朝の冷え込みが厳しくなってきた証拠でもあります。

博物館の周囲の裾花川沿いには、湿度の高い、比較的重たい空気が溜まり、
朝の冷え込みによって霧となると思われます。


鬼無里でも同じような出来事が裾花川の谷沿いで起こり、
深い霧が湖のように見えて、伝説になっていったのでは?と考えています。


この朝霧はソバに風味を与えるといわれ、
霧下ソバの名前が各地に伝わっています。